一匹狼のメリット(会社もガッコもすべてじゃない)
はみだし者?
ではないよ。
出る杭は打たれる?
上等じゃないか打ってみろ。
息がつまる
霞ヶ関にある企業で、翻訳やら海外の調査などの仕事をしていたときのこと。
社員さんと一緒にランチをしたり、仕事終わりにご飯に行ったりすると、みんなの意見やグチが聞ける。
そうやって今まで知らなかったこと、見えていなかったことを見聞きする。
話を聞いていると、まるでそこ(会社)しか世界がないみたいな息詰まり感。
この仕事しかない。
この仕事を失ったら大変だ。
仕事の成果を上げないと。
上司に認められないと。
あの上司はなんにもわかってない。
転職なんてできるかわからない。
あいつはあーだ、こいつはこーだ。
みんながみんなこんなではないでしょうが、私みたいなのからすると、
他にも世界があるよ
って言いたい(←言ってる)。
学校も同じ。
まるでそこしか世界がない、と思っちゃってるのはナゼかな?
一匹狼のメリット
学校だろうが、会社だろうが、社会だろうが、私は私のやりたいことをする。
アメリカの大学にいたとき友人に、「あなたは一匹狼だよね」と突然言われたことがある。
「みんな友だちがいないヤツだと思われたくなくて誰かといるものだけど、1人が寂しそうに見えない。好きで1人でいるんだなって感じがする」。
いやまあ、友だちいたし。
それを知った上で、その子も言ったんだけど。
必要もないのに、徒党を組んだりつるんだりしない。というか、そういった感覚を持っていない。
自分は自分でいたいから、人にどう思われるか考えてない。
という、ものすごくシンプルな思考。
だからかもしれないけど、自然体と言われる。
分け隔てがないとか、話しやすいとか、裏表がないとか、どこにいても変わらないとか、誰といても変わらないとか…
海外に行っても、現地に住んでる外国人に間違われることが多いのは、どこでも自然にありのままの自分でいるからかもしれない。
自分の評価は自分でするよ。
人からの評価は気にならない。
自分が納得できるかどうか。
それが私の基準。
出る杭は打たれる?
上等じゃないか打ってみろ。
私は私を大事にする。
私の周りにいてくれる人を大事にする。
大事な人は、自分よりも大事にする。
他人に自分を支配されない。
こんなところが、一匹狼だと言われる理由かもしれない。
会社に勤めるバランス感覚がある人は起業なんかしない方がいい。
起業してるヤツなんて、そうするしかなかったからやってるんだ。
って誰かが言ってた。
間違ってはない(笑)。
自然と起業した私は、会社に勤めるというバランス感覚がないんだろう。
霞ヶ関で仕事を手伝っていたときは、すでに起業していて、自分の仕事があった。
だから、その会社での私の仕事の状態や、社内の人間関係も俯瞰(ふかん)して見ることができた。
そして思った。
副業や打ち込める趣味を持つといい。
通常の仕事と関係ない好きなことを持つと、ストレスを溜めずに、もっとリラックスした日々を送ることができるようになる。
世界も視野も広がるし、その方がずっと楽しい。
勤め先によって副業ができないなら、趣味だっていい。
好きなことを極めたら、それが仕事になることだってありえる時代なんだから。