箱入りむすめ
箱入りむすめに、箱入りむすこ。
本当の意味はさておき、今の時代にはサウンド的に窮屈なイメージ。
やりたい放題してきた私には、無縁なコトバ。
門限なんてなかったし、(成績悪くなかったのもあると思いますが)勉強しろとも言われず、どんどんお小遣いをくれる。
子どもの頃からすぐ友だち作るし、勉強は要領良くやってたし、運動神経も良かった。
親に心配かけることといったら、たまに夜中まで帰ってこなかったことくらいかな?(不良だったわけではありません)。
そんなときでも、なんにも言わない。
そんな親に子どもの方が聞いた。
なんでなんにも言わないの?
勉強しろとか、夜中まで遊んでるなとかさ!
逆だよね(笑)。
そして、父は母の顔をちょっと見てから言った。
信用しているんだ。
絶対にわたしたちがイヤがることや、失望するようなことをしないと知っている。
こーんなこと言われたら、悪いことできません☆もともとそんなことする気もないけど。
ますます責任感持つし、信頼裏切れなくなる。
父やるな(笑)
今思えば、夜中まで新聞読んでいたのは待っていてくれだんだよね。
門限もない、勉強しろと言われることもない、やりたい放題やらせてもらったけど、私はやっぱり箱入りむすめだった。
社会に出て、それを痛感したのでした。