アメリカの皮膚科学会が推奨しているシンプルスキンケア前編
皆さんは普段どのようなスキンケアをしていますか?
以前、書籍の中でも紹介しましたが、
アメリカ皮膚科学会が推奨しているスキンケアの方法があるんです。
その方法は至ってシンプルです。
アメリカ皮膚科学会とは?
アメリカ皮膚科学会は、20500人以上の皮膚科医が世界中から集まる学会です。
この学会が提唱している方法は、メンタリストのDaiGoさんが紹介したことでも知られています。
とてもシンプルで、経済的にもメリットの大きい方法です。
美肌菌や肌フローラに負担をかけずに、むしろ育てる観点からも良い方法だな、と思っています。
シンプルで、しかも高級な化粧品は必要ありません。
推奨されるシンプルなケア方法
2015年に発表さレた内容を以下に記載します。
【スキンケアのコスト節約のヒント】
1.最も効果的な製品を選ぶため、配合成分に注意を払う。例えば、にきびになりやすい肌には過酸化ベンゾイルまたはサリチル酸配合の洗浄剤を、また小じわにはレチノールを含む製品を選ぶ。
2.日焼け止めの入った保湿剤など、二つの効果が認められる製品の使用が勧められる。日焼け止めは広域スペクトルでSPF30以上のものを確認する。
3.スキンケア製品を使う前と就寝前には皮膚を洗浄する。洗浄により汚れや油脂、老廃物を除去することは、毛穴の詰まりや吹き出物の予防に役立つ。
4.保湿剤は、洗浄後皮膚がまだ湿っている間に使うのが効果的。顔に使用する保湿剤はオイルフリーまたはニキビを誘発しないような製品を選ぶ。
5.使う製品の数を制限する。特にアンチエイジング製品は、何種類も使うと皮膚に刺激を与え、老化の兆候を目立たせる傾向がある。
6.戸外に出る前には日焼け止めを塗り、数時間ごとに塗り直す。水泳後や汗をかいた後は、すぐに塗り直す。
7.ワセリンを使う。ワセリンは安価だが、乾燥肌や爪の保湿、浅い傷の手当てなど、幾つかの使い方がある。ただし、顔に使うとにきびの原因になることがある。
日焼け止めをしっかり塗ること
日焼け対策をすることが、何よりも肌を守るために大切なこと、と説明されています。
日焼け止めは、季節を問わず、毎日塗るようにしましょう。
朝起きてすぐに、カーテンを開ける前が一番良いと言われています。
角質層の乱れや細胞自体は、紫外線によるダメージを受けてしまいます。
これらが乱れると、美肌菌や肌フローラの活動も鈍くなってしまうと考えられます。
こまめに塗り直すことも忘れないようにしたいところです。
保湿剤を使用する
ヒントの中で、保湿剤についても言及されています。
乾燥する前に塗布することや保湿剤としてワセリンがオススメされています。
肌の状況によっては、オイルフリーのものが良いでしょう。
私の書いた書籍の中でも、保湿=乳液を一番重要視しています。
肌フローラのお家である角質層を整列した状態に保つためにも、
保湿剤は大切になります。
自分の肌にあった保湿剤を見つけてみてくださいね。
引用・参考記事:https://www.m3.com/open/clinical/news/article/377592/
後編に続きます!
執筆・参加しているメディア「美肌菌ラボ」
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