やらせるのではなく、やる気にさせる
娘は服へのこだわりが強い。
子供の頃のことについては、こちらを読んでね☺️
ファッションが大好きで、バイトのお金は、きっと洋服代になっている。
サスティナブルで一点ものに出会えるということで、ほとんどが古着。
古着屋を巡ったり、メルカリで探したりして、一体何着の服を持っているんだろう。
部屋は洋服で溢れている。
部屋が汚かろうが、自分がそれでいいのなら口出しはしない主義だけれど、、
収まりきらない洋服に、私はいつもため息。
そして、ストレス。
私はどうしたものかと、頭を悩ませている。
「片付けて!」と言ったところで、「わかってる!やるよ!」と返ってきて、一向に片付けないということは、予想できる。
これは、やる気にさせるように考えないとだな。
そこで、コーチング的に質問しながら彼女の本意を探ることにした。
まず沢山の洋服があることに関して
彼女にとっては、全てが大切なもの。
もう二度と手に入らないかもしれないものなので、今は着なくても捨てたくない。
全てがときめくもの。
収まりきらない服が部屋に溢れていることに関して
収納場所がない。
洋服以外のもので捨てていいのか分からず、思い出の品がいっぱいある。
それを処分したらスペースができる。
洋服は捨てたくないけど、ほかのものを整理して、洋服を片付けたいということになった。
これまで私の価値観から、「洋服多すぎるから、捨てなさい!」と言っていた。
それがわかるから、嫌だやりたくないと反論されていたんだ。
私にとっては、ただの古めかしい服に見えても、彼女にとっては、1着毎に出会いのある大切なもの。二度と出来ないかもしれない出会いなんだそうだ。
そんな風に考えていたのか、と新たな発見。
快適に過ごしたいというのは、ふたりの共通認識ということがわかり、今使わないものは、きちんとまとめて他の場所に保管するということになった。
自分の価値観を正当化して押し付けることなく、お互いが気持ち良い解決ができそうで良かった。