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「美肌菌と水の関係」を知ることで得られる美肌


いつもありがとうございます。

肌の悩みに寄り添う 肌美容研究家・横川あやです。

私は自分の肌がよくわからなくて、スキンケアもいろいろ試しました。

その結果「内側から肌を守ってくれる成分」と「外側から補うもの」は何か、役割を考えた方がいいのだなと思いました。

内側から肌を守ってくれる成分

内側から肌を守る為に必要な成分が3つあります。

  • 天然保湿因子(MNF)

  • 細胞間脂質

  • 皮脂膜

この3つが正常に機能しているから、肌のバリア機能が保たれて、ウイルスや肌乾燥を防いでくれているのです。

天然保湿因子(MNF)

水分をつかまえて離さず、角質層内部のうるおいを保つ。

細胞間脂質

サンドイッチ状に挟み込み水分の蒸発を防ぐ


皮脂膜

皮膚表面を覆い、水分の蒸発を防いでいる
汗と皮脂が混じり合ってできている。


天然保湿因子・細胞間脂質・皮脂膜が正常に機能しなくなる原因


天然保湿因子・細胞間脂質・皮脂膜が正常に機能しなくなる原因は下記の通りです

  • 空気の乾燥

  • 紫外線

  • 誤ったスキンケア

  • 誤った洗顔

  • 摩擦

  • ターンオーバーの乱れ、新陳代謝が悪く身体が冷えている

  • 乱れた生活習慣

  • ホルモンバランスによる皮脂分泌量の変化

その中で「誤ったスキンケアで自力で潤う力が弱くなるリスク」についてとりあげます。

肌は内側から潤うように機能しているのに、外から過剰保湿をしたら肌は「働かなくてもいいのだ」と認識してしまい、自力で潤う力が弱くなります。

肌は排泄器官なので、汗や皮脂を分泌して潤いを保ち、毒素などを出す事が仕事なので、外からベタベタと沢山つけて、毛穴を詰まらせるのはオススメしません。
毛穴も美肌菌の住み家です。

浸透性のある化粧品や、防腐剤などの添加物、酸化した油なども肌が自力で潤う力を弱めます。


化粧品に含まれる油分で毛穴が詰まることも多いので、きちんと洗顔してメイクは落とす事が大事です。

洗顔のし過ぎは自力で潤う力を弱めるので、なるべく落としやすい化粧品を使うのが良いと思います。

私は1ヶ月位ワセリンをたっぷりとぬって顔を保護し、様子をみてましたが、乾燥肌の私でも吹き出物が沢山できました。
ワセリンが悪いわけじゃなくて、つけすぎて毛穴を塞いだら駄目という事です。

そして、きちんとワセリンを洗顔で落し切れていないために、ワセリンが蓄積されていき、肌の色が暗くなりました。

ベタベタと皮膚にワセリンで蓋をして、毛穴をつまらせ、角質細胞がはがれにく状態だと垢がたまりやすく、お肌はくすむし、にきびの原因になります。

本当はサラサラで、垢がスムーズに落ちやすい状態がいいみたいですね。

サラサラだから乾燥してる訳じゃなく、ふとももなどは、さらさらしてるけど乾燥している人は少ないですよね。

だから、若い人などで肌が健康なら、なるべく何もつけないで肌本来の機能を生かした方がいいですよ。

特に若い内から油分を顔につけていると歳をとってからが大変になります。

私はお母さんの化粧品を使い出してから、保湿依存になり自力で潤うのが大変になりました。


外側からやるべきスキンケアとは

「スキンケアをするな」と言われても、理論ではわかるけど、実際はなかなか難しいですよね。

美肌菌は、肌の乾燥が苦手なので、肌が乾燥していて辛いなら、スキンケアはしていいと思います。

特に、乾燥肌の人がスキンケアを手放すと肌乾燥が原因で肌トラブルになる可能性があります。

私は肌断食をして肌乾燥を我慢しすぎたので、ウイルスに感染し、顔中ウイルス性のイボだらけになりました。

アトピーの人や、ホルモンバランスが悪い人、ハードなメイクと洗顔をしている人などはやっぱり外側からのケアも必要ですよね。

お肌の為にやるべき外側からのスキンケアとは「美肌菌を育てること」だと思います。

美肌菌は、皮脂と汗が好きです。

自力で潤うのが難しい人でも運動して汗をかくだけで潤い力が戻りやすくなります。

あとは、糖やアミノ酸が配合されている化粧水も美肌菌は喜びます。
は美肌菌の餌だし、高い保湿力もあります。

弱酸性の化粧水をつけてPHを整えると悪玉菌の繁殖も抑えられますよ。

蒸発して乾燥しちゃうから、ビチャビチャとたっぷりつけるのはよくないけど、適量を顔につけて潤わせるのはいいと思います。

肌にダメージとなるような質の悪い化粧品は避けた方がいいですね。

私は高校時代、質の悪い化粧水だけをつけ続けて乾燥肌が悪化した事があります。

化粧水は奥まで届かないし、つけても意味が無いという説もありますが、美肌菌を育てる観点ではいいと思います。

肌が乾燥しないなら化粧水だけで十分なのですが、乾燥している人は物足りないですよね。

その場合は、乳液がオススメです。

皮脂膜は、汗と皮脂が混ざったものですよね。
乳液は水と油が混ざっていて、皮脂膜の役割を果します。

ただし、炎症していたり、ニキビができている人は、油分が肌にあわないことがあり、油分は肌に負担になりやすいので、ノンオイルジェルタイプもオススメです。

乳液でツヤ肌もいいし、ノンオイルジェルタイプで保湿するのもいいですね。

油分のみのスキンケアはオススメしない理由

美肌菌は水分を必要としているので、ワセリンだけのケアや、オイルをつけるだけのケアはあまりオススメしません。

化粧水をつけてからワセリンやオイルをつけた方が肌は綺麗になると思います。

私がそうでした。

赤ちゃんは、もともと水分が足りてるから化粧水は必要ないかもしれませんが、肌質によってはやっぱり化粧水も必要なのです。

油分を控えた方が美肌は保てるので、なるべくクリームではなく乳液にするとか、油分はつけすぎないようにして肌の負担を減らすことをオススメします。

肌の水分量を上げると美肌菌が元気になる


肌は内側からきちんと潤っていれば、さらさらしていても乾燥は感じません。

肌が潤っていれば、水分の蒸発を防ぐ為にベタベタした皮脂が過剰に分泌させることが少ないので、肌は炎症しにくく、良い状態を保てるのですね。

美肌菌のエサとなる皮脂と汗の分泌は必要ですが、日頃から汗をかく習慣があると、炎症しにくい質の良い汗で皮脂膜が形成できると思います。

私はドレッシングの試作を7年半やってましたが、カビ・酵母・乳酸菌は「水相中」にしか繁殖しないから、油分を除いて水相中での酢酸酸度や水相中での食塩濃度の計算をしてました。

油は水分活性が低いので、微生物は繁殖しにくいみたいですね。

生協さんが主催した勉強会で、農家・農協・行政がひとつになった循環型の地域社会作り「ゆうきの里ささかみ」の話でも、農業の視点から「菌は水分がないとねむってしまう」と言ってました。

肌も水分量が減ると、美肌菌が少なくなるので、肌表面だけでも潤わせる事は大事だと思います。


秋田の親戚の家に泊まりに行った時に、顔を洗ったら、スキンケアが必要ない位、顔がツルツルスベスベになりました。

田舎と都会でのお風呂上がりの肌状態がこんなに違うのだから、外から水をつける影響は確実にあると思います。

お水は大事ですね。

環境が悪ければ悪い菌が出やすく、環境が良ければ良い菌が出やすくなります。

毛穴を塞がず、菌が喜ぶスキンア用品を選び、代謝のよい身体を維持し、水分を保った潤い肌で人生enjoyしたいですね^_^

美肌ライフ~輝(きらめき)でした✩

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