ジェネリックウナギのかば焼き、うな次郎を食べてみた
夏の土用が近づいてくると、あちらこちらでウナギウナギの声が聞こえてくる。
しかしウナギは絶滅寸前、風前のともしび。
食べれば食べるだけ減っていく。
守護らねばならぬ……。
しかし、ウナギは時々は食べたいものだ。
そんなわけで巷で噂のジェネリックウナギのかば焼き食品「うな次郎」を購入。さて、どんなもんでしょ。
「うなる美味しさ!」というキャッチコピーが素晴らしい。
山椒とタレもついていて、見た目はかなりウナギのかば焼き。
ええやんええやん!見た目はガンバッとるよ!
さて、お味は………。
魚。 ……かなぁ。
鰻の味では無い。
これを食べて「ウナギの味にそっくり!」などと書いたレビュアーや食通は今後一切信用できない。そこまで言い切れるほどに鰻では無いです。
ぶっちゃけると、サンマだ。
しかし「鰻の蒲焼に似てない」わけでもない。
むしろ似てる。すごい頑張ってる。
味そのものじゃなくて、味の構成が似ている。
ふっくらとしつつ少し小骨を感じて、うっすら苦みもあるような白身。
パリッとした皮
タレ+山椒!
似せよう似せようと頑張ってる。
そしてもう1つ。
ウナギの蒲焼コピーという括りを外せば、けっこう美味しい。
シワシワで痩せたウナギの蒲焼を食べるより、うな次郎の方が圧倒的に美味しい。今後の進化に期待である。