bigtree@公立中学校英語教師

現職の教員です。 通常業務を行いながら、大学院で学びたいと考えている方のために、力に…

bigtree@公立中学校英語教師

現職の教員です。 通常業務を行いながら、大学院で学びたいと考えている方のために、力になりたいと考えています。 英語学博士/英語教師23年目/公立中学校4校目4年目/英語スピーキング研究

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通信制大学院 英語学専攻 博士後期課程3年目②~4年目~修了

博士論文中間発表2回目を終え、次の課題は博士論文の要旨作成。こちらは12月12日提出締切。 合わせて、学位論文計画書と学会発表および論文投稿実施報告書を提出。 続いて、2月19日締切で事前審査のための博士論文第1次稿の提出。 提出後、学会誌投稿論文2本目が届く。感動。 4月になり、事前審査終了の連絡。主査、副査2名より合格、副査1名は保留だったので、なんとか審査合格。また、修正多数のため、最終稿としての修正作業を6月15日締切目指して開始。 そして7月、最終審査の通知

    • 通信制大学院 英語学専攻 博士後期課程2年目②~3年目①

      また春休みなんて書いていたら、アッという間に1年が過ぎてしまった。 まずは1回目の学会発表から。修士論文のデータと博士論文のプレテストのデータを比較した研究。 10月上旬に発表要旨を作成し、提出。 審査を通過したので、10月下旬に発表資料集の原稿を作成。指導教官に確認してもらい、修正して提出。 そしてスライド作成。指導教官に確認してもらい、修正して11月下旬に提出。 12月上旬の学会当日は、コロナ禍ということもあり、オンライン開催。スライドをオンライン上に公開し、コメントが

      • 通信制大学院 博士後期課程 英語学専攻 2年目の記録①

        1年後になると思ったけども、少しだけ心に余裕ができたので、冬休みまでのことを記す。 2年目開始。 4月より、ひたすら3月に録画した、生徒の1分間チャットプレテストの文字起こしをした。 部活動がトレーニング日だったり、定休日である月、水、金には、帰宅後1時間、パソコンを立ち上げ、ヘッドフォンをして、ワードに打ち込む。 聴き取れないことも多く、何度も巻き戻しながら。 頭痛がしてくるので、1時間が限界。 これ以外に平日の8時~9時はスピーキングに関する論文をひたすら読む。練習

        • 通信制大学院 博士後期課程 英語学専攻 1年目の記録②

          1学期。 文献は何冊かは前期課程でも自分の研究に関する部分は拾い読みはしたが、通して読んではいないので、とりあえず、読む。 勤務校が変わり、電車に5分間しか乗らない環境になったので、自宅での学修が中心になる。 平日は夕食後、部活動指導がある日は1時間、部活動指導がない日は2時間、ひたすら課題図書を読んだ。遠くに出張がある日は電車の中でもひたすら読んだ。 土日の昼間を4分割し、4分の1は部活動指導、4分の1は学会活動、4分の1は家族との時間、4分の1をレポート作成に充てた。

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        通信制大学院 英語学専攻 博士後期課程3年目②~4年目~修了

          通信制大学院 博士後期課程 英語学専攻 1年目の記録①

          新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、博士前期課程の在学中には、勤務校で英語授業のペアワークへの制限があったため、pre-post test designで論文が書けなかったことや、大学公募に1つも引っかからなかったこともあり、博士後期課程へ進学。 自分の研究テーマは「公立中学校の英語授業における疑問文を作るパターンプラクティスが1分間チャットに与える影響」。 即興的なやり取りを生徒にやらせるのは非常に難しい。それには疑問文が自然と発話できないからではないか。そのために

          通信制大学院 博士後期課程 英語学専攻 1年目の記録①

          通信制大学院 博士前期課程 英語学専攻 修士論文 参考文献

          Bird, S. (2010). "Effects of distributed practice on the acquisition of second language English syntax". Applied Psycholinguistics 31, pp.635-650 Bygate, M. (2001). "Effects of task repetition on the structure and control of oral language".

          通信制大学院 博士前期課程 英語学専攻 修士論文 参考文献

          通信制大学院 博士前期課程 英語学専攻 参考文献

          英語学 Andrew Radford. (2009). An Introduction to English Sentence Structure. Cambridge University Press. 英文学 メリン・ウィリアムズ(2005)『女性たちのイギリス小説』南雲堂 英語教育学 McKay, S.L. (2002). Teaching English as an International Language. Oxford University Press.

          通信制大学院 博士前期課程 英語学専攻 参考文献

          通信制大学院 博士前期課程 英語学専攻2年目②

           新型コロナウイルスの影響で3月より5月中旬まで、2か月間の休校を強いられた中で、自分は本当に何をすべきか苦悩をした。また、前期課程で学修していく中で、後期課程への進学というものを意識するようになった。  8月、修士論文中間発表会の際、専任の、後期課程も担当している教授に相談をしようとするがオンライン開催が決定したため、教授にオンライン面談を依頼。人数に限りがあるので、約束はできないが、受けてみるのは構わないという返事。  12月、修士論文の改訂をしつつ、後期課程の出願書

          通信制大学院 博士前期課程 英語学専攻2年目②

          通信制大学院 博士前期課程 英語学専攻2年目①

           1年目に必要な科目は全てとれたので、2年目は選択科目2つとゼミでよくなった。しかし、先輩より、もしもの時のことを考えて、選択科目を多めに取った方がよいと言われていていたので、3科目履修することにする。  談話分析、アカデミックライティング、英語音声学の3つにする。  談話分析は教科書が2冊。レポートが8本。  アカデミックライティングは教科書は1冊。作文課題が5本。  英語音声学は教科書が1冊。レポートが3本。ただし、提出締切1か月前にお題が出されるので、前倒しができず。

          通信制大学院 博士前期課程 英語学専攻2年目①

          通信制大学院 博士前期課程 英語学専攻1年目③

           9月。各科目の教科書も一通り読み終えてきたので、教科書の中で引用されていて面白そうな文献はとりあえず購入し、その中で引用されている面白そうな論文はとりあえず文献複写を依頼し、平日の読書は自分の興味のあるものになっていった。各科目のレポートも計画通り進んでいるため、一見締め切りを前倒しで提出しているようであるが、実はそうしないと後が詰まるという状況で、順調に進んでいった。  12月のスクーリングでは研究の計画についてプレゼンになるので、8月に言われたDeKeyserの関心が

          通信制大学院 博士前期課程 英語学専攻1年目③

          通信制大学院 博士前期課程 英語学専攻1年目②

           8月のスクーリングが近づく。自分の研究テーマに関する論文とは何なのか。よくわからないので、学会の大学勤務の方に聞くと、ある方にはMuranoi, H. (2007). Output practice in the L2 classroom. In R. DeKeyser (Author), Practice in a Second Language: Perspectives from Applied Linguistics and Cognitive Psychology

          通信制大学院 博士前期課程 英語学専攻1年目②

          通信制大学院 博士前期課程 英語学専攻1年目①

           3月の下旬にシラバスと4月のスクーリングについてのお知らせが届く。簡単にまとめると、以下のような感じ。  スクーリングは1年次の4月に2日間、8月に4日間、12月に2日間。  2年次は8月に修士論文中間発表会で1日、それ以外に個別にゼミの指導教官による修士論文指導を数回受け、2月に口頭試問を受ける。  現地に出向くのはこれだけ。後はすべて在宅学修になる。  学ぶ科目は1年次が必修として、英語学、英文学、英語教育学とゼミがあり、これらは3回のスクーリングがある。  これ以外に

          通信制大学院 博士前期課程 英語学専攻1年目①

          通信制大学院 博士前期課程 英語学専攻への道②

           3校目に勤務して3年目の3月、春季休業を活用して、色々と調べる。4月からは中3の学年主任。ここが終わると、節目として、ちょうどよいタイミングだと考えたからだ。公立中学校教師としての業務を止めないで大学院に通うには、2つの方法が見つかった。1つ目は、現職教員向けに、夜間や土日や長期休業を利用して学ぶ大学院。しかし、平日は部活動指導があり、土日は部活動の練習や大会、学会の例会や大会があり、しかもこの時、共働きで2人の育児があったので、これは断念せざるを得なかった。そこで2つ目の

          通信制大学院 博士前期課程 英語学専攻への道②

          通信制大学院 博士前期課程 英語学専攻への道①

           私は公立中学校の教師として働きながら、2021年3月に某通信制大学院博士前期課程外国語学研究科英語学専攻を修了し、修士号を取得することができた。せっかくなので、記録に残しておき、誰かの役に立てば幸いである。  私は某大学文学部文学科英米文学専攻で学んだ。ゼミの教授の専門は社会言語学、言語人類学、認知言語学であり、いわゆる普通の英語学を学んだわけではないし、英語教育について学んだわけではないが、ここでの経験はコミュニケーション重視の英語教育に非常に役立った。  学部4年生

          通信制大学院 博士前期課程 英語学専攻への道①