絵画教室の様子(こいのぼり)
少し前の様子になりますが、
4月に、模造紙の半分の大きさで
こいのぼりを制作しました。
目的
1.大きい作品をつくるということ
大きい作品になると手先の細かい作業では出来ないので
必然的に肩や肘をつかったダイナミックな体の動きが
必要となります。
それによって、体全体の動かし方や
衣類に絵の具がつかないか
また、どのような線を描くのかなど
あらゆるところに注意を向け、範囲も広く注意しないとなりません。
つまり、
注意力の練習なのです。
高齢になると、視野が狭くなり、眼球運動も少なくなります。
そして見えないところで体をぶつけたり、躓いたりします。
その予防的な練習の補助になります。
2.繰り返し作業であること
頭部はさておき、うろこ部分は繰り返し同じ図形の連続です。
形をとるのがいつも苦手なAさんですので
繰り返しの多い作業にしてみました。
形をとる練習を行うのは
漢字を忘れた時に、見本を見て書けることに似ています。
漢字を忘れるのは仕方ありませんが、
見本を見て書けるようにしておくことで
書類の名前欄でも困らないでしょう。
まとめ
他にも狙っていた効果はありますが、Aさんに特化した内容ですので省略しています。A4用紙の塗り絵も良いですがたまには気分を変えて大きい作品もいいですよ!
しっぽまで、塗りが間に合いませんでした…
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