(U53) 月曜の憂鬱を解消する方法は「諦め」?週明けに自己嫌悪に陥らない方法。「月曜日の午前中はゆったり作業をする」-1 (2021.8.15) by 浅野友美 より抜粋加筆しました。
⑴ 多くの社会人にとってなじみの深い、平日働いて土日に休むという生活スタイル
2日間の休みが明け、月曜日に、
「憂鬱(ゆううつ)だ…」「働きたくない」と考えてしまうと、なかなかその欝々とした気分から抜けられないもの。
月曜日は普段より集中力がないためにミスをしたり、
ほかの社員とのコミュニケーションがうまくとれなかったりということも多いのではないか。
⑵ やる気ラボのアンケートによると
①200人(20~50代)の会社員に「月曜日のことを考えて憂鬱になったことがあるか?」と聞いたところ、
191人(全体の95%)が「はい」と答えた。
【例】以下のパターンは、社会人あるあるともいえる。
ⓐ日曜日の夜から翌日のことが気になり休みどころではない
ⓑ土日にがっつり遊びすぎて月曜日になっても休日感が抜けない
②しかしこういった考え方は余計なストレスを増やしてしまう。
こうした小さなストレスが積み重なることで、
仕事自体が嫌になってしまう可能性もある。
③そもそもせっかくの休日なのに「月曜日が憂鬱だ…」、
と憂鬱な気持ちになってしまうのはもったいない。
欝々(うつうつ)とした気分を引きずっていると、
仕事へのやる気やパフォーマンスを落とすことにつながりかねない。
↓
月曜日は毎週やってくるもので、逃れることはできない。
毎週の憂鬱な時間を少しでも和らげるためにも、工夫をしてみましょう。
⑶ 「諦め」も重要?自分を甘やかしつつ、月曜日を乗り越える方法
①日曜日に月曜日のことを考えると、以下のように気負いすぎてしまうこともあるのではないか。
ⓐやることがたくさんある…
ⓑスイッチを入れて頑張らなければ…
②しかし休み明けの月曜日は、どんなに強く意志を持っていても、
体も心も追いつきづらく、結果として「思ったより頑張れなかった…」「全然集中できなかった…」と自己嫌悪に陥りがち。
心なしか体が重く、だるく感じることもある。
このことから、以下の諦めが解決策のひとつになるといえる。
「月曜日の自分に期待しない」
⑷ 月曜日の自分を甘やかしつつ、自己嫌悪に陥らないようにうまく乗り越えるコツ
【コツ①】月曜日に頭を使う作業はやらない
Ⓐ月曜日にやってしまいがちなのが、以下の流れ。
今週も頑張ろう!と意気込む
→午前中からまったく集中力が上がらない
→そのまま夜になってしまう
→自己嫌悪
Ⓑ目標を高く設定するほど予定通りにいかなかった場合に、
自己嫌悪に陥りやすい。
初めから「月曜日の午前中はゆったり作業をする」、
などと決めておくことをおすすめ。
月曜日から頑張れないのであれば、
「今日は頑張らない」と決めておいたほうが心が楽になります。