老害について。
個人的には年寄りになれば皆生きているだけで老害だと思うのですが、それでも老害と言われたくないのであれば年寄りである我々にすべきことがあるのみ。若者に「老人だから」と大事にされることはありがたいことですが、それに甘えた瞬間に"老害"となります。確かにそれは仕方がないことかもしれないけれど、ならば若者に倍返ししよう。
若者が老人にされて嬉しいこととは何だろうか。老人に知恵を与えられ喜ぶ者もいることでしょう。でもそれは老人の戯言を知恵として若者がただ変換してくれているだけかもしれない。いや間違いなくそうだろう。間違いなくそうだろう、とはスーパー裏付けのない確信のようだけど老人のよる"老害”も同じようなもので、実は彼らの自信に満ち溢れた言葉や行動は決して過去や経験を元に形成されたものではありません。それはだいたい年寄りになってから急に芽生えたもの。中学一年生になった岡田が「おまえセックス知らないの?」と同級生にやたら言ってたのと近いやつ。だから面倒です。老害です。
結局は老人が若者に与えられて喜ばれるものはマネーしかない気がする。たぶんそう。わたしが子供の頃好きだった大人はお年玉の多い順だった。決して優しかったり良い話をしてくれたりする大人順ではなかった。優しくて良い話をしてくれお小遣いをくれる大人なら大好きだった。となるとたいして金もない我々老人はどうしたものか。たぶん早死に出来ない限り若者の迷惑にならないことを考えるしかないかもしれない。果たして彼らにとって迷惑なこととは。うーん、昔話。そこにカブせてくる昔自慢。これしかありません。繰り返しとなりますがそれ中学一年生の岡田が「おまえセックス知らないの?」と言ってたのと一緒。昔話、ダメ絶対。というか老害って昔話する老人のことだけを指す気もするけど。ひとまず昔話やめることにします。
と、普段から老害対策がバッチリな私は52歳ですがそろそろ生きてるだけで老害と認識すべきには十分な歳であります。
そこで老害チェック。
さて問題です。90年代の自分が写った写真を見たあなたの反応は?
正解はA。
何の正解かというとわたしがあなたが老害予備軍かどうか。
Aを選んだあなたはすでに老害スターティングメンバー入ってます。
わたしはBを選びました。
よっしゃ、セーフ!補欠でお願いします。
老害とは若者時代からアップデートできていない大人を指すのものということか。
あの時の若者気分のまま大人になっている老人が老害する。
え、オレじゃんっ!?
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サポート!とんでもない人だな!