フォンテインズD.C.とマリスKのニュー・アルバム
お盆も終わり東京は少し涼しくなったと思ったら大間違い。
その少しでも10分歩けば汗だくです。
水を一滴も飲ませずウサギ飛びを永遠に強制された野球部、バスケ部。
あの頃は今より10℃以上涼しかったに違いありません。
では暑さにもゲリラ豪雨にも負けず明日発売の新譜ご紹介コーナーです。
こちらピンク盤があるんですがクリア盤です。
「絶対ピンクがレアだろ!」
と聞いたのですがらしいですが、こっちのクリア盤の方がレアらしいです。
この前日本に来た時にしてもらったサイン入りアート・プリント封入。
250枚書いてもらうのが限界だったので250枚です。
そして私の超おすすめ、コチラも明日8月23日発売。
こちらは世界でBIG LOVEだけのエクスクリューシブ・ブルー・カラー盤。
本当にウチだけといったカラー盤は作ってもらえないのでレアです。
日本は今やマーケット的にはどん底のどん底ですので後回しかついでとなってしまうからなのですが(それはフェスも一緒ですね)もしかしたらファンやリスナーにとっては関係ないのかもですが、とても嬉しいです。
パンク・バンド出身のミュージシャンが作るメロディにキレがないのはむしろそっちが好みみたいなものがシーンの共通認識としてもしや存在するのかもさえ思ったりしますが、彼のメロディはなんというキレ具合。
こんな曲あまり作れないと思うので彼には人気者になってもらいたいです。
アルバム発売日前日とかにリスニング・パーティみたいなのを海外のレーベルからよくリクエストされるも日本では微妙に違いないといつも断っているのですが、こういう感じになるならば最高かも。
インスタを見てみると多くのアート作品を発表していてその中でこちらを描いてもらいプリントにサイン。
ミュージシャンのサインではなくアーティストのサインのように右下に小さくサインしてあるのがナイスすぎます。
Malice Kを好きという人とは友達になれそうです。
Fontaines D.C.の店でかかってるのを何度チラ見ても意味不明なMV。
意味不明なことは良いことです。
説明すれば誰でも理解できるものが良いとされる時代ではありますが、親や先生やクラスメイトに説明しても理解されない鼻で笑われるようなものが結果重要であったりするのは今の時代も変わらないと私は信じています。
何を根拠にと言われれば、世間の総意ほど大して重要ではないのはこの現代社会においても薄々感じられることであり、ではその「世間」とは何を指すのかと問われれば、親や教師やクラスメイトが「理解できないもの」を目の当たりにした瞬間に示すあの態度に代表される集団による力学的なものと答えてみても、かつてサブカルと呼ばれた者たちこそが集団を好みそしてやたらあの態度を示すようになるのは、つまり大人といった生き物全てが重要でないからなのだと私が若者ならば言い切ります。
私は若者ではないので言い切りませんし、めちゃ若者に必要とされたい若者に媚を売る大人の代表としてこれからも生きたいのでもがきますけど笑
あの頃、彼らを観たら「BlurとOaisisを足して2で割ったみたいやん!」と単純に純粋に興奮したことと思いますが、しかし私の場合はあの頃も貴重なヴィデオやライブを観るよりもダントツ圧倒的に興奮したのはレコードを手にいれた時でありました。
何でも簡単に手にいれることの出来るようになった現代において、もしレコードを手に入れただけであの頃の私のように興奮し喜んでくれるとすれば、それはバンドやレーベルやレコード店のおかげではなくレコードに手に入れ興奮し喜んでくれるファンやリスナーがただただ素晴らしいだけだと思います。
といったわけで、ファンやリスナーつまりお客様に甘えてばかりではいけません、と企画制作しましたfontaines D.C.のニューアルバム「ロマンス」の日本特別盤、ぜひご購入よろしくお願いいたします。
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サポート!とんでもない人だな!