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Sam Mortonのアルバム「Daffodils & Dirt」が気になった



イギリスの女優兼ディレクターであるSamantha MortonによるSam Morton名義のこちらの曲はビデオと共に2024年ソング・オブ・ザ・イヤー入り決定の出来具合。



女優パワー激使いのピーキー・ブラインダーズにも出ていたConrad Khanと2023年映画『アウト・オブ・ダークネス』に出演しているSafia Oakley-Green主演ミュージック・ヴィデオも最高です。


フィーチャリングされているAlabaster DePlumeがこの曲を書いてるのかもしくは彼女とアルバムを作ろうと声をかけた総合プロデューサーであるXLのボスRichard Russellの曲にAlabaster DePlumeが参加しているのだろうか。
今日到着したので自分で買う分を開けてみる。



やはり曲は彼女とRichard Russellが前曲書いてる模様。
Alabaster DePlumeの他にLaura Groves、Jack PeñateといったXL Recordingsがダンス〜エレクトロニック・ミュージックからインディに思い切り舵を切ってきた2000年代後半頃にレーベルを支えたミュージシャンが参加してるのも泣ける。
Jack Peñateはまだアルバムが出る前に店でインストア・ライブしました。
なんでかと言うと店へのサインをアルバムじゃなくて7インチにしてもらった記憶があるから。
おそらく2007年。


爆発していたテムズビートなUKロックがギリ終わりな頃なのであまり当時は思わなかったけれど、聴けば完全Housemartinsでブリティッシュ魂炸裂で彼が母国で受け入れられたのも納得です。


だからJack Peñateが次の2ndアルバムでThe HousemartinsのメンバーであったFatboy Slimの Norman Cookをプロデューサーに迎え制作していたのも納得&感動でした私でした。


元々Jack Peñateは1stシングルのB面でNorman CookがThe Housemartinsを脱退して結成したBeats Internationalの'Dub Be Good To Me'をカヴァーしてたくらいなのでよほどNorman Cookが好きだったのでしょう。
しかしいつの間にか本作は現在では大物プロデューサーとなっているPaul Epworthが手がけることに。
ボツったのかな?
Norman Cookが忙しくて全曲できなくて、みたいなパターンでしょうか。
上記のNMEの記事でもパパ、息子と呼び合ってると言ってるくらいだし。

ただ2008年にNorman CookのホームレーベルであったSouthern Friedよりリリースされた彼の別名義BPA (BRIGHTON PORT AUTHORITY)が2008年にリリースしたシングルにJackはコーラスとして参加しており、制作とプロモーション期間などを考えるとこの記事が出た頃に御破算になってないとスケジュール的には間に合わない気がするのでもしかしたらこの記事が出たことが原因なのかも?
記事にはNorman Cookの発言しかないので彼がリークしてしまってJackやレーベルが怒ってみたいな。
そんな気がする。

でも聴いてみたいなあ、Norman Cookヴァージョン。
そういうのって結構あります。


有料部分にはたいしたことは書かれていません。
しかも書いてもどうぜちょっとしか書かないほぼ詐欺noteです。
残念な結果が簡単に予想されます。
私なら買いません。

それでもとおっしゃっていただけるならお試しの有料単体でもいいですが、わざと割高にしてるので損です。
購入いただくと私も少し気が引けます。
なんでわざと割高にしてるかというと買わない方が良いという合図です。

https://open.spotify.com/show/04iyUAk1F3Es3RFr0yv6dm?si=0480797359a64dbe

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ずばりコチラだけで十分。それ以上の音楽やレコード以外の話も!
といっただいぶ変わった方はしょうがないのでもう購入してください。
でもだったらマガジンかメンバーシップがオススメですけどたいしたものではありません。

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サポート!とんでもない人だな!