競馬はダメでサッカーは許される理由
(写真は現在のSingle of The WeekであるCHARLENE DARLING 'NON MON GARCON'の7 inches)
週に2回、朝からスープを作ります。
私は肉も好きですが仲スープは完全ヴィーガン仕様で。なぜならば雰囲気です。健康になる予感、だいぶ意識高い系、酒飲みの懺悔、その他諸々。全てがいやらしい理由によるものです。
灰汁を取りました。果たしてわたしが取っているのは本当に灰汁であろうか。もしかしたら旨味という奴かもしれない。でもなんか料理やってる感あるのでこれからも浮いて来たのは掬って取ってみる。
出汁はオーサワの野菜ブイヨンx 2にBIG LOVEの常連様でもある兜町のNekiの西恭平シェフを紹介した瞬間いつの間にかコラボしていたBIG LOVEの平田春果によるグルテンフリー・スパイス。こちらは私が店内の音楽をキュレーションしている表参道のCIBONEさんにて購入可能も知らぬ間になっていた。話をトントン進ませ私が知らぬ間に勝手に物事が進んでくれのはとても嬉しい。みんな勝手にやって私が嬉しいそしてついでに儲かる世の中にしていただきたい。
いつも全種大量買いするのですが今回はもう一種類のヨーグルト味が完売していて残念。スープの仕上げのアクセントに酸味がバッチリなのでCIBONEさん再入荷希望です。で、こちらのスパイス、そのまま食べてみたらこれまた美味。つまみにもなるかも。と、西シェフに話せば先日試作品を持って来てくれてそれまたおいしー。西シェフ、話ぜひ楽しみにしています。
二日目は豆乳を加え深みをアップさせるため塩麹を豆乳を投入。エビデンスなしのイメージのみの豆乳を投入ですけど。以前は自分で塩麹を育てていたのですが面倒くさくなり市販のものを使用。誰かもっと良い塩麹があるなら教えてください。
いつも思うんですけどこのグラスを洗う奴。私は店でも家でも絶対に必要とですが実はあまり売っていなくしかも種類もあまりなし。この白が1番まともかな?持ち手が金属と丸めた木とかで出来て取り替え可能なようなイケてる奴を誰か作ってくれたら最高なのに。需要の問題もあるかもだけどちょっとイケてる飲食店であれば絶対に求めそうだし、うまくやれば今後一般世帯でもシェア拡大見込める商品だと思うので是非その手の会社の方々、私にプロデュースさせてください。連絡お待ちしています。
今日は適当に書き始めたら音楽の話ではなくなったのでそのまま続けよう。競馬の話。
これまで競馬で勝った日は少額寄付していたのですがここのところもちろんのごとくタコ負け連続にて全く寄付できず。そこで転換思考を実践。そうや…先に偽善寄付や!
夏休みの宿題を先にやる。コレは例えが違うな。来年の彼女の誕生日プレゼントを今日渡す。コレも違うな。嫁に言われる前に休日の窓掃除を先にやる。コレはだいぶ近い気がする。借金する際に利息もまとめて返しておく。コレは思考と行動が崩壊してる。浮気する際先に彼女にバッグを買ってあげる。コレはやる前にバレる。浮気する前にキレられるとは1番最悪なパターンだ。男の妄想や未遂は実刑とほぼ変わらないらしいからな。非常に気をつけていただきたい。
じゃ、うーんと、いやとにかくひとまずごちゃごちゃ言わずに先回りし寄付、いや気持ちがないまま偽善寄付や!
先回り偽善寄付作戦見事成功。私は天才か?
神様って本当にいるんだな。前日土曜日にお願いした福島牝馬S含め引き続きタコ負けであったため神様なんかくそくらえと思ってしまったのを大きく懺悔したい。ちがうんです、映画の話です。
しかし競馬は負け続けると落ち込むものですが、それ以上に負け続けるといい加減メンタルも鍛えられるからあら不思議。といった精神成長過程のナイス段階での勝利でしたので私はいたって冷静であります。腰は砕けましたけど。こちらのフローラステークスの馬連、三連復、三連単、トリプルのホームランのおかげで死にかけていた4月がなんとかなりました。感謝。また寄付します。そして驚きはBIG LOVEの競馬部のオプチャではその勝ち馬をわたしは予言していたことであります。しかも私はその自身の予言をABCの山下店長に指摘されるまで全く覚えていなかった衝撃。
コチラは金曜日の夜に書いているようですがフローラステークスの優勝馬はこの5番人気単勝オッズ13.6倍だったエリカヴィータ。こんな自信満々に語りながら書いたことを完璧完全に忘れていた私がレース直前にさらにオプチャでつぶやいたのがコチラ。
おい、本命エリカヴィータじゃないのかよ、オレ!エリカヴィータ、1着になってるぞ!しかし2着だったのがこちらのパーソナルハイでした。す、凄くないか…私。ただすっかり自分の本命がエリカヴィータだったことを忘れていた私の方が凄く恐ろしい事ですが、にしても凄い。私のボケが本当に始まってたとしても凄い。偶然だとしても凄い。まさに神のパワー。わたしの予想が凄いわけではありません。神の仕業です。いい加減新興宗教をはじめようとしているのですが、すぐに捕まりそうなのでやめておきます。
BIG LOVEが扱うようなレコードに絡むカルチャーとともに競馬を嗜み始めて約半年。人生が3倍くらい楽しくなりました。かといって多くのみなさんに大きく勧めるものではありません。ただ競馬を始めとても不思議と思ったこと。それは周りの音楽やカルチャーおよびファッション好きな人たちが私が競馬にハマってると知るとほぼ怪訝がるという事実です。
いやいやちょっと待ってくれよ。じゃ、なんだ。あんたらカルチャー人。いつもいつもサッカー好きだとか言ってるよな?サッカーであればガンガン許されるどころかアホみたいに盛り上げるくせに競馬は怪訝がるどころかアウト!みたいなその態度はコッチもヤバそな競馬ファンをバックに付けてやりたいほどに全く納得いきません。
それはもちろん競馬のスポーツであろうがギャンブルというイメージからくるものだというのはもちろん超理解できますがそれだけじゃない気もします。世界中のカルチャー人含め何故か我々は一つの場所に集まっていたい、また一緒に共感できるもの以外は認めないという習性があったりする。それらは大きな理由と予想します。僕もそれはちょっとあるし。それが嫌だったタイプでもあるけど。
もはや平成生まれは知らないでしょうし年寄りは都合よく忘れていると思いますが、サッカーはJリーグが始まってから今のような存在となったスポーツです。それまでの昭和の白いピチピチのショートパンツなユニフォームで大人が玉を求めて走る蹴る、スポーツ人としてはともかく一般社会においては今のようなカッコ良いといった存在ではなかったものです。それがイッキに今のような存在となったのはただただJリーグを発足させた人たちのイメージ戦略が素晴らしかったからです。
忘れられない開幕試合の翌日に街中が「カズのハットトリック!」と大騒ぎし始めた瞬間。昨日までハットトリックなんて言葉さえ知らなかったカルチャー界やファッション界の人間たちが急に「サッカー、サッカー」と言い始めたあの狂宴。めっちゃビビったわ。格闘技のK1が始まった時も思ったけど。同時に国技クラスの人気スポーツだったプロ野球の衰退も始まりました。
だからその時からだかんな、みんなが言ってるサッカーって奴は。しかしそれは逆に競馬がJリーグのような戦略的努力をしていない証拠でもあります。だって競馬のグッズってみんな昭和のファンシーショップで売ってようなデザインばっかなんだもん。なんでコレが逆に完売してるのかが不思議だよ。そのようなファンのパワーに甘え続ける旧体制的な部分と売り上げは勝手に毎年更新されコレ以上どうにかする必要はないといった危機感のなさ。私がただのギャンブルにハマった男と認定される部分はちょっとはそのせいでもあるぞ。
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サポート!とんでもない人だな!