無料:BIG LOVE RADIO VOl.320 A-SIDE
上の写真はひさびさBIG LOVEにアレックスがやってきた瞬間即昔のようにマッサージをねだり私の腱鞘炎を悪化させる図です。そもそものこの腱鞘炎のベースは彼が作ったと気づきました。
といったわけで。先週金曜日に発売しましたSorryの2枚組レコード「HOME DEMO/ns 1&2」限定300枚、見事完売ありがとうございます。一応ネットの方は売り切れまで1時間くらいあったので、ここ最近のSALEMや大和那南などの流れからすると余裕があったかなと思ったのですが、翌日沢山の方から在庫のお問い合わせがあり、値段も5,800円とお高いので迷っていた方が多かったのかもしれません。しかしその瞬間にレコードが売り切れる時代となりました。ついでに5,800円もお安い!だってこちらに関しては2枚組、大和那南のこの前のが4,990円ですので半額レベルです。つまり私としてはせめて9,990円で売りたいところの4,190円引き。つまりもう2枚組はやりません...
Dominoの社長のLaurenceから「いい案思いついたで。これレコードで出すのはどうや!」とメールが来てはじまったのですが、途中で「これカセット2本がフルで90分あるから、もしかしたらレコード1枚に入らないかもしれへん。」と告白され、いや入らないでしょ、知ってるでしょ、社長だもの。と、問答無用で2枚組になりました。いつものことですがデザインも私がすべて行い(私がデザインしなければいけない場合、自分のカラーは一切出さずありものだけで組み立てデザイン作業に徹するのが信念です)そしててっきりDominoの日本盤として出すものだと思っていた私は「カタログ番号教えて欲しいのだけど」とLaurenceに尋ねると「BIG LOVEの番号やろ。わしはそんなもん知らんで。」と最終段階で言われたため、よって帯にだけカタログ番号とロゴが付いています。
僕はDomino盤の方がいいと思うんだけどなーと一応抵抗したのですが、なぜならばレーベル始めてすでに30年。自分でリリースするより他の好きなレーベルやバンドが出したレコードを買いたい。実はそんな気持ちは随分前から。もしかしたら僕はレーベルをやりたかったというよりただ「こんなレコード欲しい」といったレコードを作りたかっただけかもしれません。もちろん若い頃は「オレ、レーベル・オーナー」とか言いたかっただろうし、いや途中からはそれだけで続けてた部分も否めません。
1日や1時間で売り切れてしまうような限定にしているのもいろいろ意見はあると思いますが、僕にとってはそれは自分が好きなレコードを作り続けるための作戦です。だって少しでも需要を超えればみんな一瞬で飽きるもの。
noteの前のブログで紹介しているJackie Shaneの「与えすぎると、ひとはすぐに飽きる」という言葉が好きです。この言葉、20代の頃に教えて欲しかった。
といった感じで、本日は原宿BIG LOVE RECORDSに入荷する新譜のレコードを紹介する音楽番組BIG LOVE RADIOのAサイド公開日です。コチラの続きBサイドは明日、5日にこちらのBIG LOVE MAGAZINE限定で公開予定です。
*ラジオは下記から飛んでお聴きください。
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サポート!とんでもない人だな!