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Porchesのニューアルバム「All Day Gentle Hold!」
昨日の有料記事で紹介しましたミステリアス12"、"STEP BY STEP / CREATIVE SOURCE"は紹介後即完売となりました。ありがとうございます。
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音もまともに聴けない、誰かもわからない、さらにまあまあ値段もするレコード(送料が1枚1000円くらいかかったのでお許しください)が一瞬で完売という環境を作っていただいている皆様に感謝申し上げます。海の向こうのレコード会社の担当者もとても喜んでおりました。正体と内容はトップシークレットでとさんざん彼らに言われたのだけど今日見たら本人たちがウチのインスタの動画をストーリーで上げてバラしちゃってるけど大丈夫なのかな?こういうのって本人だけわかってないってのあるからな。本人たち怒られそ。とにかく今後大きな話題となりそうですので要チェックです。
昨年データでは発表されていたPorchesのアルバムのレコード盤がついに明日3月4日金曜日発売です。もう忘れてたよ!忘れてないですけど発売日は忘れていました。でも待望でした。
Porchesはグループから離れソロになった初期はまだ自分自身のスタイル、やりたいことが上手く出来ていなかった感じですが2018年のアルバム「The House」からバチっと来ました。そこのところが大事で曲自体もそうですが創作活動の途中から己のセンスを組み立てることが出来るようになったアーティストやバンドが私は特に好きです。LCD SoundsystemのJames Murphyでさえそうです。1990年代中頃に彼はPonyというバンドを組んでいて確かFireからアルバムを出していていわゆるグランジ以降というかPavementに近いサウンドで私は結構好きだったのですが、その5〜7年後彼がDFAを設立しダンスフロアさえ揺るがすとは誰も思わなかったことでしょう。その間に彼はスタジオ・エンジニアの仕事をしていたと聞くし、ふてくさらず己の思考を修正しそして確実にひとつひとつ構築しセンスを得たその過程にカルチャーを感じます。彼は未だにレコードでDJをするというのもその過程があってこそだと思います。
Porchesもヘタなダンスも彼の世界も完成されてきいてよって彼も世界で支持されます。それはまだ一部かもしれないけれど強烈です。
そして以下は有料記事で告知したBIG LOVE競馬部第二期生募集のお知らせです!
現在の日本の若者たちは洋楽やレコード、特にBIG LOVEで扱っているような洋楽に興味がないことでしょう。あるはずがありません。であるのに業界の人からはよく「若い人に聴いてもらいたい」とか言われますけど、いやここには若い人などもういません。たぶん彼らの指すその「若者」は90年代や00年代の「若者」で、だったら彼らはもうおっさんとおばさんです。とにかく1回「若者」は捨てるべきです。彼らに合わせる必要はありません。1990年代、ストリートにいた我々がマスや世間の方に合わせ崩壊したことと同じことになります。
若者がエッジーだった時代はとっくに終わっています。にも関わらず年寄りたちは自分の時代同様若者はエッジーが好きなんだと勘違いします。インターネットもiPhoneもYoutubeもオンラインゲームもボカロもない時代に生きていた私たちは洋楽やレコード、ストリート・カルチャーに憧れ夢中になりましたが、それはただインターネットもiPhoneもYoutubeもオンラインゲームもボカロがなかったからだけです。実際、私がいま高校生ならBIG LOVEで扱っているようなレコード、あとファッションとかカルチャーとか、エッジーなそれらに興味を持つだろうかと考えれば…マジないです。
すでに若者がエッジーではないと言えば語弊を生みますが、そもそもエッジーという言葉さえ死語となっていると思うので彼らがそんなものに興味がないという事実の証拠にはなります。そして我々が好きなカルチャーには現在のインターネットやiPhoneやYoutubeやオンラインゲームやボカロが持っているような魅力は全くありません。もちろんインターネットやiPhoneやYoutubeやオンラインゲームやボカロが持っていない魅力は持っているはずとは思いますが、でも普通に生きていればインターネットやiPhoneやYoutubeやオンラインゲームやボカロが持つ魅力だけで十分です。もういらんわ!カルチャーなんて。
じゃ俺らどうすれば…
競馬やるか?
と始まったのがBIG LOVE競馬部というのは冗談ではありません。
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サポート!とんでもない人だな!