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Krikor Kouchianの限定100枚のアルバム「Dear Jodie」


今回は最近の曲をだらだらと紹介の回にしようと思いましたがその前に有料記事では紹介済みのこちらが本日発売なので


激ヤバジャケット。これだけで私なら5枚買って全てレコード棚にしまっておくであろう。なぜか私が全てを手配することとなったフランスのDJ、Krikor Kouchianの新作のヴァイナル。BIG LOVE RECORDSの新作ではないです。そうです、こちらはあの有名女優ジュディ・フォスターのドキュメンタリー番組のサウンドトラックです。その音楽をKrikor担当し本当にフランスのテレビ局ARTEにて2021年製作放映されたものです。


Jodie Foster - Hollywood dans la peau


Krikorは20年前に私から60万円盗んで返さぬまま消滅したフレンチ・レーベル20000stからリリースされたデビュー・シングルから好きだったのも忘れたまま2020年にはウチからも7インチをリリース。さらにこのコロナ禍な昨年から京都の美術館ヴィラ九条山さんに招聘(京都府からかも?)され先週まで日本に住んでいたので東京でも何度か会い、という謎な縁なのですが、正直彼の数々の素晴らしい作品の中でも本作が一番好きかも。聴いてみてください。


Spotifyには音源がなかったのでラジオでは紹介できませんでしたが、かなり良いと思います。裏ジャケもナイス。

製作枚数はなんと100枚。もちろんウチは入荷しただけなので全てがあるわけではありませんので一応お早めに。



私が笑いながらも泣きながら収録&編集そしてMCしているBIG LOVE RADIO の最新回、VOL.345がSpotifyにて公開されました。

収録&編集作業含めだーいぶ時間と労力を使うので需要が少しでもなくなればやめるつもりですので気になる方はチェックください。




で、このBIG LOVE RADIOを聴いていただいている方のSpotifyのデータベースで年齢の項目を確認してみた衝撃の結果。


35~44歳が多いのは予想してたけど18歳から22歳がなんと2%!さらに0~17歳に限っては0%!だ、だれも若者聴いてない…という予感はひしひしとしていましたがまさかゼロとは思わなかったな。若者はSpotify使ってないんちゃうか?いや洋楽だって聴いてなさそうだし、18~22歳も2%だし。

1990年代までその層はそれこそレコード屋にとって中心の層でした。昔のロッキング・オンやそれこそ私が愛読し暗黒の高校時代を送ることになったビジュアル系になる前のフールズメイトなどの音楽雑誌の読者の声ページではそれこそ17歳から22歳がメインで15歳からの投稿も普通に載っていた記憶があります。22歳じゃ年上な感じかも。フールズメイトにてライターであった瀧見憲司さんが紹介するレコードを買い漁っていた頃の瀧見さんの年齢は確か18歳だったし。私の投稿が初めて雑誌に載ったのはFMステーションという音楽誌でしたがそれは中学1年生の13歳の時で細野晴臣について書いたくだらないものでした。

BIG LOVEをみていてもここ10年くらいで大学生や専門学校生のお客様はいっきに少なくなっています。たぶん今はマジでいないんじゃないかな?女性が数人くらい。高校生はおそらくウチの大和那南ともうふたりくらい来てくれていたのが最後でもう来てないと思う。こちらも全て女性。新しいものにいつも先に気づくのは女性だけど。

欧米のギターバンドのライブの模様を観ると最前列にハゲたおっさんの集合体がよく見られるので欧米でも「おっさん元気」傾向は同じと思いますが、海外のお客様がいらっしゃっていた2年前くらいまではお父さんとともにPCミュージックを買い漁る11歳の子とか来ていたので日本ほど若い子が圧倒的に少なくなっているわけではないと思います。6年前(もう?)に行ったロンドンのライブではどこもおっさんと若い子が入り混じっていた記憶。

BIG LOVEで扱うような新しいはずの音楽やカルチャーが日本の若い人に届いていないのは我々大人のせいですが、ラジオやBIG LOVE TVでお話ししているように普通に考えてゲームやYoutubeやアイドルやK-POPの方が楽しいしそこから(サブ)カルチャーに落ちてくる確率はゼロだというのは私からしても納得です。自分に子供がいてもこんなものを最高と思ってくれるとはなかなか想像できないし。だから私は諦めています。ここまできた状況で私が「若者に向けて」などと言うのは詭弁でしかないだろうし、そのためには逆に階段を降りていかなければなりません。新しいものやカルチャーにとってわかりやすくすることほど最悪なことはないです。


そういった話は今回のBIG LOVE RADIOでも話していますので続きはそちらで。いや、してなかったかも?



ではだらだらと新しいヴィデオとともにしゃべる回を。


ここからは有料です。単体で買っても損です。購入されるなら定額マガジンの方がまだ良いです。ただ損得で購入しては絶対にダメなマガジンです。高いし。

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