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コミュニティへの所属が広い人と深い人がいるのではないかと気付いた

最近ふと気付きました。多くのコミュニティを渡り歩き、多くの人とつながる人がいるなぁと。

一方で私は所属コミュニティが広いようで、1カテゴリーにつき2~3個です。同じコミュニティにずっと属すタイプです。

そして前者はSNSで友達が多くていいねを沢山もらっている人もいると気付きました。


限られたコミュニティに長く属す

私は一度知り合った人との付き合いはできるだけ長くやりたいですし、人を忘れるということはできるだけしたくないです。

人間関係にはとても気を使っているつもりですし、できるだけ快適な人間関係を築きたいと考えています。

そのためか1つのコミュニティにずっと長く所属しています。

これだとコミュニティに新しい人が入ってこない限り、人脈が広がりません。人脈の幅が広がらないということは、新しい知識や情報を仕入れるチャンスが増えないということでもあります。

その代わり深い人間関係ができますので、信頼できる仲間とずっと長く付き合えますし、こういう仲間とはプライベートに関する深い話もできます。

心の支えとしては、こういう深い付き合いの仲間は大事だと思います。

コミュニティを渡り歩く

一方で私には色々なコミュニティに顔を出している友人・知人がいます。

この人たちをSNSでよく見てみると、友達の人数といいねがとても多いです。投稿も色々なところで活動してる感が感じられます。

まぁ人間の性としていいねが多いのが羨ましいというのもありますが、いいねを目的にしてはタダの承認欲求目的ですからダメですね。

色々なコミュニティに顔を出してみれば、広く人とつながることができます。

広く人とつながるメリットは、得られる知識や情報の幅が広がることです。得られる知識が広がれば、価値観や考え方にも影響を与えるでしょう。

また独立する人は人脈が広いことで仕事のチャンスを増やせるかもしれません。仕事につながらないとしても、アイディアを得るチャンスは増えるでしょう。

経営学ではマーク・グラノベッターの弱いつながり理論というものがあります。たまにしか会わない弱いつながりの知人から得られるアイディアは有用なのです。日頃接していないからこそ新鮮さがあるアイディアを得られるのです。

そういう意味では深い付き合い(強いつながり)をする仲間と、弱いつながりの知人の両方がいるとよさそうですね。

そういえば私が所属しているコミュニティに入ってきたけど、すぐに来なくなってしまった人も割と多いです。もしかしたら別のコミュニティに移って行ったのかもしれません。詳細は不明ですが。

両者の違いは性格によるのかもしれない

私は行動力がある方だと思っています。

しかし先にも書きましたが、所属するコミュニティは広くないです。せいぜい5~6個程度です。

一方で何十というコミュニティに顔を出して、しょっちゅう飲みに行っている人もいます。

もちろんこういう所に出ていくには性格も影響するでしょう。

私の場合、ITエンジニアをやっていますが、ITエンジニアの多くは派遣です。しかし私は派遣が性に合わなくて、元請で自社内開発をずっとし続けてきました。

私は1つの拠点に必要なものを揃え、腰を落ち着けて取り組むタイプなのです。おそらくこれが特定のコミュニティにずっと長く所属し続けている理由です。

しかしITエンジニアは派遣の方が好きとか、派遣でも気にしないという人も多くいます。

こういう人たちは案件単位で常駐先の会社が変わります。それを苦にしない人は、身軽に旅するように所属先を変えられるタイプかもしれません。

こういう性格ならその時一番関心があることをやっているコミュニティに入ってみるということをして、関心があることが変わる度に新しいコミュニティに入って行くことができるでしょう。

色々なコミュニティに所属することで、人脈も広がりますし、色々な話を聞けて知識も広がるでしょう。

私のような腰を落ち着けて1か所の拠点で充実させたいタイプが色々なコミュニティに顔を出すのは、落ち着かなくて大変かもしれません。

結局何を得たいのかが大事じゃない?

友達が欲しいという目的で全然いい

あえて会社以外のコミュニティに行く理由は、得たいものがあるからだと思います。

一番ある例が友達が欲しいですが、飲み会が好き、色々な人と話すのが好きでもいいと思います。

昔の会社の先輩で勉強会が大好き(実質的には勉強ではなく飲み会が大好きなのだけど)な先輩がいました。

この人があるときブログで、「勉強会ばかり出ているヤツって何か学んでるの?参加が目的じゃないの?」という嫌味みたいな発言に対し、「会社以外に居場所があることが大事なんだ」と書いていました。

社外のコミュニティに所属する目的の核心を付いているように思います。

私は趣味のコミュニティに長年所属し続けているから言いますが、コミュニティに参加する人の多くにとって、趣味は手段で人との交流が目的です。

スポーツでも音楽でも、技術を高めることが主目的の人と、交流が主目的の人がいますが、その2つの割合は人それぞれです。

ガチ勢として知識や技術の向上に励むのが目的でもいい

もちろんガチ勢のように知識や技術の向上を目的とした人たちだっています。しかし社外コミュニティの一番大事なところは、色々な業種・職種・目的の人が集まって、人間関係を築く場所だということです。

これは昨今よく言われている多様性というものです。

私の場合はやっぱり人との交流が好きだからコミュニティに所属しています。そして日常で疲れたときに、いつもの仲間に会って日常や最近はまっていることなどを話して気付きを得て、リフレッシュしています。

こういうことができるからコミュニティが楽しいと思えます。

またガチ勢という観点では、若い頃は自転車の練習のために、行きつけのショップの常連メンバーに混じって練習していました。こちらは技術の向上のためのコミュニティです。

ガチ勢の集団でしたので、実業団レーサーやホビーレースで表彰台に上るような人が揃っていました。技術の向上が目的なら、こういうコミュニティに所属すると上達が圧倒的に速いです。

自分が望むものを考えてみよう

このようにコミュニティに行く目的は1つではありません。また多様性の世界ですので、人それぞれ違っていいのです。

自分はこれをやりたいから、こういうことを身に付けたいから、こういうことを知りたいからこのコミュニティに行くでいいと思うのです。

何より社外のコミュニティは楽しむことが一番大事です。

そして社外のコミュニティに所属して人と交流を持つと、ストレス対策にもなることが今月号のDIAMONDハーバード・ビジネス・レビューにも載っていました。

人生を豊かにするためにコミュニティを有効活用していきましょう。

終わりに

今回は特定のコミュニティに長く所属している私が、色々なコミュニティに顔を出している友人・知人を見て感じたことを書きました。

友達が多い方がステータスが高いと感じてしまう弱さが私にはあります。しかし大事なのはそういうことではないはずです。

むしろ広く浅い付き合いばかりして、長い付き合いのある大事な友人との付き合いがおろそかになってはまずいでしょう。目に付くものよりも本質が大事ですし。

身近な人を大事にしつつ、コミュニティの効果は素晴らしいので、上手く活用していきましょう。

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Bigいぬねこ|残業しないマネジメントを実践する自由人
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