Takerは一見得かもしれないがGiverの方が人間関係は快適
私はTakerという人種がとても嫌いです。そしてやたらとお節介を焼くのが好きな面倒くさいヤツです。
いつもTakerに振り回されてイライラモヤモヤするわけですが、Takerに文句を言っても振り回される方が悪いと怒られます。
自分さえよければいいのか?というのは疑問ですが、勝てば官軍負ければ賊軍なんてことわざもあります。
それでもどんな卑怯な手を使ってでも勝てばいいという考えは嫌いなのですが、世の中は綺麗事だけでは生き抜けません。
見方を変えれば、人の力を借りている人も自力で勝負しない卑怯者かもしれませんね。
今回はGiverとTakerについて書きだしてみます。
Takeすれば自分の利益が増える
Takeは自分にとって得なことを他人にしてもらうことです。
お礼もなしに手伝ってもらう、人におねだりあるいは脅しをして物をもらう(仮パクもかな)、強引に押し付けるなどです。
他には他人の都合をお構いなしに自分の都合を押し付けるのも該当しますね。
自分の損得だけ考えて、自分が得すればOK、自分が損すれば怒るというものです。
私はこういう人種が大嫌いですが、こういう人たちは私に怒ってケンカを売ってくるので、水と油でしょう。
それにこういう人は世の中にどうしてもいるものです。学校や会社など人が集まる場所ならば、少なからずこういう人はいます。
でもこの手の人たちの方が人生が上手く行っているように見えるのが悔しいところです。
Giveは自分の持ち物や労力を使う
Giveは自分が持っているものを他人にあげるということです。
あまりものをおすそ分け、見返りなしに手伝ってあげる、自分の時間を割いて相手の都合に合わせてあげるなどです。
一見自分が損をしているだけで、愚かに見えます。バカとか愚か者と言われることもよくあります。
しかしそれは近視眼だと私は思っています。
Giveは後で返ってくるが、Takeは後で返ってこない
人間には返報性の法則と言うものがあります。何かいいことをしてもらったらお返しをしないと気が済まないというものです。
よってGiveをすれば相手は何か返さなきゃと思います。もちろん中には性格に難があって、与えられても知ったこっちゃないとか、与えてもらって当たり前という人もいます。
また悪意で押し付けをしているのに感謝しろと言う人もいます。悪意を好意とするなんて悪質ですね。
こういう人は相手にする必要はありません。まっとうな人に対してGiveをすると、相手から返ってくるのです。
しかしTakeは返ってきません。取ってる側が返すものはありませんし、取られた側がお返しをするなんておかしいものです。
短期的にはTakeが得でGiveは損に見えますが、長期的目線で見ると、Giveには得があります。
実はこれは仕事でも応用できるというのが私の考えです。
お客さんに対して言われたことだけやるのと、言われた以上のことをやるのでは違います。また知らないことでも知りませんで済ますのではなく、調べて伝えるのも違います。
言われた以上のことをやるというのは、給料以上のことをやるわけなので一見無駄です。しかしお客さんからすると印象はいいです。
知りませんで済ますよりも調べた方が自分の知識が増えますし、それを伝えることでプラスアルファの仕事をしてくれる人という印象を与えられます。
Giveは長期的に見れば投資
Giveすることで後から返ってくるということは、Giveは長期的に見ると投資ということになります。
人間は短期的に考えてしまいがちです。
心理学の実験に、今1万円もらえるのと1年後に2万円もらえるのではどちらがいい?というのがあります。ほとんどの人は今すぐ欲しいと答えるそうです。
長期的にしっかり考えれば、TakeばかりするよりGiveを積極的にした方が得です。
それにTakeばかりする人は性格が悪いと感じられ、腹が立ちます。これは私だけじゃないと思います。
終わりに
TakerとGiverの話でモヤモヤしたので書き出してみました。
確かにTakerは要領がよいのでしょうし、Giverは要領が悪くて馬鹿正直なのでしょう。
それでも私はTakerが嫌いなので、できるだけGiveできるように頑張りたいと思います。人の振り見て我が振り直せですね。