DJ・アーティストにとってのテレワーク
「不要不急の外出」
2月28日、自分の住んでいる北海道に緊急事態宣言が発表され「不要不急の外出」を控えるように知事から呼びかけられました。
緊急事態宣言が発表される前から年間を通して「不要不急の外出」を控え引き篭もっていたBIGHEADですが、2月初旬くらいから札幌の街並みは緊張感のある雰囲気でなんとなく「リングフィットアドベンチャー 買わないと」と思いつき購入し、大人しく家の中で篭っていました。
デスクワーク中心の不摂生な自分が唯一、体を動かせるGYMに行けなくなってしまっていたので家の中でフィットネスできる「リングフィットアドベンチャー」は神様というか、任天堂様は神様というか。ありがたいです。
そして毎週更新してくれるNETFLIXや電子書籍・漫画、youtuberも神様です。
そんな引き篭もりクリエイターBIGHEADですが、実はDJという職業も兼業しておりましてアメリカ/ドイツ/香港/日本のDJ PARTYに招待頂き大勢のパーティーピープルと大騒ぎするというビジネスもやっていました。
「突然訪れるビジネスの延期・中止」
2月、家に引き篭もって居たところ突然ビジネス延期の連絡が着ました。DJビジネスの方で。今年5月に参加を予定していたDJ PARTYが延期されるということがありました。残念という気持ちより「自分としても大人数が集合する屋内でDJをしても大丈夫なのか?」と心配していた部分もあったので主催者や自治体が決断してくれてとっても助かりました。
参加者側にとって生活やお金が関わるイベントは冷静に出展中止や参加中止を選択し辛い側面があるのでは無いかと思います。今回の件を通じて、主催者や自治体が早急に決断しアナウンスするというのは今後大切な事なのでは無いかと感じています。
「DJ・アーティストにとってのテレワーク」
とはいえ、自分のビジネスが延期してしまったので今年の収入や予定も変わり対策を考えて方向修正しないと行けない状況ではありました。DJの収入減以外に5月のDJイベントで物販予定だった発注済みグッズの積み重なったダンボールが....怖くて直視できない。
2月後半に入ってから日本中の大規模なライブイベントのキャンセルがアナウンスされ、無観客ライブや生中継などを開催するアーティストが増えるなか、自分の規模でも何かできることは無いだろうかと模索していました。
DJのテレワークですね。
VR空間でのDJ PARTYというのがCLUBでDJする代替案に一番近いのかな?と思いました。
しかし、CLUBでのPARTYの重要な要素である
・身体性(ダンス)
・スピーカーの大音響で全身が揺れる
・インタラクティブなコミニュケーション
がVR空間ではまだ体験できないと思いテレワーク難しいなと思っていました。
具体的には
・家で体を動かした反応がVR空間のアバターに反映される
・家のウーファーを爆音で鳴らして、足の服が揺れる感覚を体験できる
・自分が最高と思った時に歓声を上げDJ+観客に届けることができる
大爆音というのが日本の住環境でクリアするのは非常に難しいなと思いました。
「VR空間での身体性」
ただ完璧を求めずに、音響は一旦ヘッドフォンの爆音で我慢しておくことにしたらVR空間パーティーも可能かもしれないと思いました。そのきっかけはリングフィットアドベンチャーでリングコンやコントローラーを体の一部につけてセンサーとして仮想空間に反映する楽しさを知った時に思いつきました。いけるんじゃないかと。
任天堂switchのコントローラーを4つ用意して手足につけて踊ったらVR空間でも踊れる。自由に歩き回れる。そんなゲームやプラットフォームがあったらVRパーティーは楽しい。家でも運動できるし。DJイベントにいって有酸素運動・カロリーが消費できれば最高です。
各社いろいろVRのコントローラーとかあるけれど既にハードが普及していて参加するのに負担が少ないプラットフォームでできれば良いなあと。任天堂swicthとか...そこは一般的なユーザーの参加に障壁が少なければ実現すればこだわりは無いですが。
「インタラクティブなコミニュケーション」
これはマイクから声が会場に反映できたら良いですよね。ただし一人一人の声がはっきり聞こえない感じの(笑)ライブDVDみたいな観客の声になるような設定をしてもらったらクラブっぽくなるかと。いきなりはっきりと「飽きた」とか「〇〇〇〇の曲かけて欲しい」とか声が聞こえたら醒めてしまうから。
そんなプラットフォームがもしできれば、既にあれば、VRDJとしての未来は明るいですね!アーティストも同じく!
youtubeの生配信とか、無観客ライブも素敵な新しい方法だと思います。
そこからITの技術で一歩進めたらもっと素晴らしい。アーティストのテレワークは実現可能になる。
リスナーの反応を受けて、アーティストはテンションが上がって予想できないパフォーマンスできるし、多くの人が集まる楽しさは擬似的にでも欠かせないと思っています。自分はDJでクリエイターなので技術的なプラットフォームを作ることはできないですが、もし素敵な空間があれば参加させて頂きたいですし、作っているクリエイター・プラットフォーマーの方がいらっしゃいましたら微力ながら支援させていただきたいと思っています。※ご存知の方がいらっしゃいましたら教えてくださいませ
今後はエンターテイメントのテレワーク化やVR空間でのコンテンツが増えると予想しています。自分も家に引き篭もっても退屈しないような読み物Blogや小説、楽曲、動画、DJMIXを作っています。
もし上記の様なプラットフォームができた場合には2019年以前よりも多くの方に自分のコンテンツを届けることができ、コミニュケーションすることになります。日本国内に限らず世界中の人に届けることができるようになるということはポジティブなことだと自分は捉えています。
現在の外出を控えるような状況が収束しても、それとは関係無く「VR空間の増加」「テレワーク化」は進むと予想しています(違ったらすみません)世の中のコンテンツを求める流れは加速するのではないでしょうか
ということでBIGHEADが考える「DJ・アーティストにとってのテレワーク」でした。
おそらく多くの方がもっと現実的で素晴らしい事を考え行動に移されている最中だとは思います。そんな中、拙い記事を最後まで読んで頂きありがとうございました!最初の方に書きましたが不要不急の外出を控える影響で発注済みのグッズが入ったダンボールが家に積まれています。今後、即売会で販売する予定だった作品もBOOTHに出品しましたので一度覗いていただけましたら幸いです。