エッセイその23. 必ず言われるの巻②
(駄)続きではありますが、思い出してしまいました。
昨日の、駄々長い①に 付け足しても
なんだか読んでいただけないような気がしますので、
意地汚いみたいで恥ずかしいのですが、②とします。
なぜか、ほぼ全員に言われてしまうこと、という話です。
物真似王座決定戦などを見ていて、上手な人が出てくると、
一緒に見ている人たちが、口々に、
似てる〜!
似〜て〜る〜!
うっそっ、似てる〜!
これも全員で叫んでしまいます。
物真似王者をめざすほどに上手で、研鑽も積んでいる皆さんですから、
出てくる人出てくる人、ターゲットの人に『似ている』のは当たり前。
こっちだって、似ている人を見ようと思って見ているのに、
それでも、似てる〜似てる〜と大騒ぎします。
これが、サスペンスを見ながら、
疑わしい〜疑わしい〜
と騒いだりはないのですが。
それから、外国人に何度か言われたことがあります。
「どうして日本人は、辛いものを食べながら、
辛い〜
とか、
か〜ら〜〜い!
とか何回も何回も言うのですか?
辛いとわかっていて自分でオーダーしたのに、
必ず、辛い辛いと言います。
先生、なぜですか」
あ、その通りです。
私は、辛いものにとても強く、20倍カレーとかはさすがに食べませんが、
(翌朝が心配)
1から5ぐらいまでの段階があれば、4か5は普通です。
いえ、むしろ、怖気付いて4を頼んだ後で、
(5にすればよかった・・・
と後悔することが多いぐらいです。
それなのに、かっら〜い、か〜らい〜、と必ず言います。
日本人同士では心置きなく、辛い辛いと言いながら食べられますが、
悲しいかな、うちの夫は外人。
なので、一緒にインド料理屋さんで食べていて、
私が辛い辛いと言いながら4、ないし5レベルのカレーを食べていると、
結構毎回言われます。
辛いのが嫌なら、そんなに辛いのを頼まなければいいのにと。
この前、開き直りました。
夫よ違います。
私は苦しんでいるのではないのです。
この素晴らしい辛さを、褒めながら食べているだけです。
どうぞ私のことは放っておいて、好きなだけ辛い辛いと言わせてください。
妙に納得したそうです。
みなさんは何か他に思いつきませんか?
思いついたら教えてください。