日本語教師日記204.今年の目標と、変えていきたいこと。
新年が始まって2日目。
熟睡するには体力が要るそうで、私もどんどんエネルギーが減ってきて、
夜中か明け方によく目が覚めます。
大晦日に泊まりに来た次女とそのお友達は、起こさない限り寝ています。
その若さと体力が羨ましい。
眠っても眠ってもまだ寝足りなかったあの頃。🤔
さて、新年に、こんなことを決めました。
日記はなるべくその日のうちに書き、
新聞もなるべくその日のうちに読もう。
これは、溜めると物憂くなり、フェイドアウトしやすい二大アイテムです。
なるべく、というのをいちいちつけるのがコツで、
「絶対に」と力まない方が続けられそうなきがします。
逆に、やめたいことは、二つぐらいあります。
一つは外出時にiPadを持ち歩かないということです。
これは1ヶ月ぐらい前からだいたいできているので、このあとも続けたいです。
電車やバスの待ち時間や乗車中、人を待っているときの喫茶店などは、
本を読むのにとても良い時間ですが、iPadを持っているとすぐ、開いてしまう。
「あっそうだ 」を起点とする、 右往左往にすぐ入り込んでしまうのです。
メールをちょっとチェックするつもりでiPadを開けると、
ついでに・・ついでに・・と、iMessage、 FacebookMessanger、Line、
と一通り見てしまいます。
急ぎでないことに対しても返信をしたり、
何か訊かれたりすると、質問に答えようと思って
ChatGPTやウィキペディアを開いてしまいます。
人が紹介してくれたリンクなども、
この際見てしまおうと思って開いてしまうのもこんなときです。
そうこうするうちに、あの新年会、あの締切、もろもろ確認したくなる、
「いつだっけ症候群」の発作が起きてきて、
CalenGooを開いて右に左にスワイプを始める。
こんなことをやっていたら、あっという間に電車・バスが来ます。
乗っていても、すぐ降車駅や降車バス停に着いてしまう。
それに気がつき損ねて、ケースが開いたままのiPadを小脇にあわてて小走り。
とてもいい年を越した大人のすることではないと、思ってきました。
でも、持っていると開いてしまうiPadの呪い。
持ち歩くことをやめ、開く時間を極力少なくてして、
もう少し意味のある時間を過ごしたいです。
それから、日本語の仕事の方です。
今年は、授業時間以外に日本語の授業にかける時間を減らします。
各々のリクエストに全部対応していても余裕だったのは、
生徒が10人ぐらいだったときです。
今はこれをやめていかないと、自分の時間がなくなります。
宿題や、求められた言葉リストを渡すなどして
伸びていってくれる人もいるのですが、
そうでない人の方が多いです。
宿題があればやりますと言って、やらない。
こういうリストがあれば覚えます、といって覚えない。
そう言う人は割と、日本語レッスンも早く辞めがちです。
日本語上達のためには、不可能を可能にしていただきたいです。
その不可能とは・・
今までに与えられた教材の内容は、全て理解する。
理解できないところは教師に何度でも聞く。
(訊かれても、怒って暴れると言うようなことは、先生はしません)
言葉を覚えるのは、教師にリストを求めるのではなく、
自分の手を動かしてカードなりノートなりを作る。
自分で作ったそれは、放置せずに、覚えるまで何度も見る。
簡単なようで、そうではないというか、まさかもしかして、
みなさんこれ、不可能?
やりそうで、やりませんね。
この辺のところは今年も、生徒のみんなに言っていきたいと思います。
初心者用の教材は既に作ってあります。
平均的な教科書の内容のうちの、中央値的な、というか、
年齢ややっていることを問わずに使ってもらえる教材を、
レッスン15まで作りました。
これ以上のレベルになると、このLesson15までを何度も何度もやり直しながら、語彙とイディオムを増やしていきます。
(JLPTを受験する人は、対策本を使っていますから、初級者よりは楽です)
私が作っている教材は、まだまだ細かい修正が必要ですが、
これまで授業時間以上に使ってしまっていた時間を減らし、
こちらの手直しに時間をかけていきたいと思っています。
たっぷりあると思っていた年末年始休みもあと2日。
のんびりしてしまったので、ちゃんと仕事に戻れるかちょっと心配で、
久しぶりに、小学生だった昔の、8月31日の気持ちを味わっています。
いろいろなレベルの人がいますので、
教材のベースは、見つけやすいように📕をつけ、
生徒一人一人のドキュメントには、 💮 をつけています。