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ライブコマースは日本でも流行るのか?
ライブコマースを
ご存じだろうか
イメージ的には
日本のTVショッピングのように
映像と音声でリアルに
今紹介している商品を
今その場で販売する方法の
ミニチュア版のような感じ
元来2016年、中国のAmazon
と言われるAlibabaが
ECサイト淘宝(タオバオ)で
サービスを開始したのが始まりだ
ライバーと呼ばれる
ユーチューバーのような人達が
目の前にある商品を
リアルで映像に映しながら
その場で次々と販売していく
スタジオや複雑なセッティングは
不要で、どこでもスマホ1つで
映像で商品の素晴らしさを
伝えていくので
小さな店舗や小さなスペースで
にスマホを前にライバー達が、
テンポ良くバナナのたたき売りや
切れる包丁の販売のように
次々と、店舗内にあるものを
片っ端から売っていく
1点ものはその場で
すぐに売れ、
注文を受けたたら
すぐに生産に入り
出荷体制を整える
中国では、小さな店舗や露店が
ひしめき合う小さな市場の
ようなところから
いきなり億万長者が次々と
生まれてくる現象や
ライバーを目指す人たちが
次々と出てきているという
だったらなぜ日本でも
流行るのだろう?
そもそもどこかの会社が既に
プラットフォームをつくって
運営しているのか?
日本での実績を調べてみた
メルカリチャンネルは
2017年7月に始まり
2019年7月で終了
Yahoo!ショッピングは、
2017年11月に
ライブコマースを始めたが
2020年6月に終了
楽天LIVEは2019年5月に始まり
2021年4月で終了
と大手ECサイトという
通信環境と決済機能を
併せ持ち、取り組みやすい
有名企業は皆撤退
細々と無名の会社が
たくさんプラットフォームを
構えて運営はしているようだが
あまり知られていない
ように思う
理由は様々あるのだろうが
たとえば
人口14億人の中国と
わずか1.4億人の日本で
市場規模が10分の一
また中国では80歳の老人でも
スマホを使いこなさないことには
買い物もレストランも
公共交通機関も利用でさえ
困ってしまうことになるが
日本では、お金と時間のある
高齢者はスマホはおろか
携帯でさえ面倒だから持たない人や
関心も無い人がまだまだ多い
一方若者はスマホや通信代に
お金が必要なので、基本時間も
お金もないから、
ライブコマースで気に入ったから
と言ってすぐにポンポン買わない
日本のTVは基本12チャンネルしなかく
TVショッピングを見る人の
確率が高い
ECサイトは、欲しいものを
欲しい人が検索して購入する
のに対し
TVショッピングやライブコマースは
見ているだけで、だんだん欲しくて
たまらなくなって、ついつい
買ってしまう
リアルな映像を見ているうちに
今すぐ欲しいと感情が動いて
どうしても買いたいと思うようになり
気がついたら買ってしまった
という経験者も多い
だから、簡単にものが売れる
時代では無いなかで
売りたい人が
売りたいものを、売りたいときに
売れる大きなチャンスでは
あるはずだろうけれど
日本で大きく流行っていくには
まだまだ何か日本人の感情に
訴える工夫が必要
なのかもしれない