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うつ病、皮膚が緑になれば

「1日中Netflixを見ているパートナー、家事はできない。」
この文章を本当の意味で理解するためには圧倒的な愛と理性が必要になる。それがうつ病を支えるということである。

私のパートナーはうつ病であり、現在自宅療養中だ。パートナーは大学を卒業して、そのまま自宅療養期間に突入した。在学中に鬱を発症しており卒業も危ぶまれたが、本人の頑張りもあり無事卒業することができた。本当に良った、、、、。そして卒業から1年半の月日が流れた。パートナーの闘病生活は続いており、何もできない日も少なくない。

うつ病のパートナーと暮らす上での困難は、身体と精神のギャップである。うつ病は目に見えないという事を、この一年半で改めて痛感している。いっそのことうつ病患者には、皮膚が緑色になるといった症状が発症すれば良いのにと感じる。僕にとっても、パートナーにとっても。

仕事から帰宅すると、パートナはNetflixを見ている。部屋は散らかっていて、シンクには洗い物がたまっている。「Netflixみる元気があるなら、家事しといてくれよ、、、、」と思ってしまうのはビギナー。皮膚が緑色になって、ギブスでぐるぐる巻きになったパートナーがNetflixを見ていても、そうは思わないはず。

 だからうつ病を支える人は、脳内でパートナーの皮膚を緑に変えて、ギブスでぐるぐる巻にするというフィルターを用意しおくことをお勧めする。そうすることで、相手に優しくできるし、自分の中で何らかの整合性を得ることができる。

うつ病を患っている人達もそう思えば、少し楽になれるかもしれない。みんなの目に見える形や、明瞭な数値としてうつ病が診断される日が来るといいなと心底思うのであった。


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Lineのオープンチャットを作りました。
鬱病を支える人の息抜きになったらと思っています。
他にもそういうチャットがあるので、自分に合う場所を色々探してみるといいかもしれません。

今ならメンバーが私しかいないので、親身になって私が話を聞くという特典がついてます笑
いずれにせよ、何らかの力になれれば良いと思っています!

"鬱病パートナーを支える". 
https://line.me/ti/g2/b5czjrnWgvaJ3mivSr7o-Q?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default

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