2024年 フェブラリーステークス 予想

 フェブラリーステークスを勝ったことがあるウマ娘とフェララブラブスェーックスですって!?
 というわけでこのnoteは読んでくれた皆が儲けるためとか、蘊蓄を集めたりするためのものではなく、私が予想を披露して、当てて、稼いで、ドヤ顔するためのものです。
 参考にしてもらえるのは嬉しいですが外しても怒らないでネ。

 フェブラリーステークスはこれまで一度も当たったことがない超苦手GIレース!
 今回苦手を克服するから見ててくれ。

 去年「年間回収率が100%を超えたらJRAのGI予想noteを投稿する」と宣言していた。
 今年は「noteに挙げた買い目で、GIの回収率100%超えたら来年からnoteを有料にする」を目標に頑張る。
 下回ったときの罰ゲームは下回ったら考えます。

 ここまでが前置きで、ここから予想を書いていく。
 評価は

 A:実力最上位。高い確率で連対する自信アリ。
 B:複勝圏に入る確率が高い。紐には入れたい。
 C:今回は馬券外で買わない。

 基本この3つで、特注とかあれば記載していく形にする。
 これまで血統傾向、枠順傾向とか言ってたけどまとめて各馬の予想で記載していくことにする。

 1枠1番 イグナイター 評価:C
 前走JBCスプリントで1着。前々走はマイルCS南部杯でレモンポップに離されつつも2着。距離的には今回の1600mはそこまで心配していない。
 ただ、これまで地方の比較的重い馬場を先行抜け出しの競馬で好走しており、JRAの軽めの馬場では割引。東京ダート1600mは芝スタートだが、内枠の方が芝の部分が短く、テンのスピードも乗り切らないところもマイナス要素。
 血統的にもパワー系だし、今回先行してスピードで押し切るのは難しいか。

 1枠2番 シャンパンカラー 評価:C
 去年のNHKマイルカップ勝ち馬で、安田記念以来の出走。
 ドゥラメンテ産駒は芝ほどではなくともダートも走る。この馬の牝系は欧州の芝で活躍してきたが並ぶ種馬の名前を見るとフェブラリーステークスで活躍した馬たちと共通のものが複数。血統的に割引するほどでもない。
 それを抜いてもいきなり初ダートでGIというのはハードルが高い気がする。
 ドゥラメンテ産駒はこういうときに好走しては「ドゥラメンテ恐るべし! やはり早逝が惜しい」とレース後に嘆いている予感もするが……

 2枠3番 ミックファイア 評価:C
 昨年の無敗の南関東競馬の三冠馬。古馬勢と初対決となった去年の東京大賞典では大敗してしまった。
 敗因は出遅れによって位置をとれなかったことと、外枠によって終始外側を回ったことか。直線では既に脚が上がっていた。
 大井は砂を入れ替えたことでダートのタイムがかなり遅くなったため、重い馬場が合わない可能性もある。
 今回の舞台はプラスに働く。とはいえこれまで速い流れは体験していないし、重賞以上のレースでマイルは初。この馬にとっては苦しいだろう。

 2枠4番 ドゥラエレーデ 評価:A
 一昨年のホープフルステークス勝ち馬で去年は暮れにダートGIで立て続けに3着。マイペースが中々速めなタイプで、先行押し切りタイプなだけに、マイルのペースでどこまで耐えられるかが焦点。
 調教ではテンから飛ばしていて最後伸びきれなかった。元々調教ではとんでもない動きをしているのでこんなものだろう。
 今回は明確な逃げ馬がいないし、ペースも全体的に平均ラップとなりそう。折り合えれば勝利する可能性は高い。

 3枠5番 オメガギネス 評価:A
 ここまでオール連対。重賞勝ちこそないものの、今回と同じ舞台のリステッドレースでは圧巻のパフォーマンスを見せた。大事に使われていたからかキャリアこそ少ないが、逆に陣営がここを狙ってきたと見てとれる。
 前走の東海ステークスではスタートしてから少し口を割るテンションの高さを見せたが、その後は折り合って2着。距離の影響か、前にいたウィリアムバローズを捉えきれなかったが今回は直線も長くなるし、距離も適性に戻って高評価。
 血統的には欧州色が強く、今回のコースでは向かなさそうな雰囲気だが、父系のSadler's Wellsは2020年の勝ち馬であるモズアスコットと共通しているし、重厚な血統が日本ではダートに噛み合っているのかもしれない。
 最小キャリアでGI勝利を信じたいところ。

 3枠6番 カラテ 評価:C
 元々は芝のマイル戦線を走ってきたが、歳をとってからは中距離重賞を走ってきたベテラン。
 血統的には父のトゥザグローリーはダートでも活躍馬を出したキングカメハメハの産駒だし、母父フレンチデュピティなところからダートもいけそうだが、ここまで重賞では大敗続きで、流石に年齢が響いている予感。全盛期は過ぎ去ったか。

 4枠7番 ガイアフォース 評価:B
 キタサンブラック産駒の芦毛馬で3歳までは父と同じく中距離路線をメインに使われていたが、古馬になってからマイルを使われてきた。前走は2000mのチャレンジカップだったが、ワンペースなタイプで決め手勝負になると苦手か。
 マイルレースの方が流れに乗ってそのままいけるし、去年の安田記念、天皇賞・秋で速い流れは経験済み。
 初ダートという点が気になるが、キタサンブラックはウィルソンテソーロを初め、ダートで勝ち馬をそれなりに出しているし全く向かないことはなさそう。
 メンバーも手薄だし、外せない。

 4枠8番 セキフウ 評価:C
 ダート短距離を中心に走るペニーヒューズ産駒。戦績にはムラがあるタイプでユニコーンステークス2着の実績もある。
 とはいえここ数戦は馬券に絡めず、去年の武蔵野ステークスも大きな見せ場はなかった。前が総崩れの展開になれば可能性もありそうだが……

 5枠9番 ペプチドナイル 評価:C
 前走の東海ステークスでは好位を追走したが粘りきれなかった。前々走のベテルギウスステークスは59kgの斤量を背負って勝利したことは評価するも、重賞の戦績は物足りない。
 今回は相手も強化されるので、評価は低め。

 5枠10番 タガノビューティー 評価:B
 前走は2桁着順だが、レース展開が前半が遅いペースで前にいた馬たちが余力十分で止まらなかった上に、出遅れが響いた。その前の武蔵野ステークスでは2着、かしわ記念でも2着の実績があり、展開が向けばGIでも馬券に絡むくらいに走れる馬。
 前走の影響でオッズが下がりそうだし、穴馬としては抑えたいところ。ある程度スムーズにゲートを出てから、後方に下げられるような形になれば……。

 6枠11番 キングズソード 評価:C
 去年のJBCクラシック勝ち馬で、父はダートリーディングサイアーのシニスターミニスター。去年に一気に才能が開花し、GI級ウィナーとなった。
 ただ、これまでは4回コーナーを回るダートレースを中心に活躍しており、距離も2000mに適性がありそうで今回のマイルのワンターンコースは向かない印象。
 距離も今回は短いだろうし、買わないことに。

 6枠12番 スピーディキック 評価:C
 中央勢とも互角にやり合う浦和の女傑。去年のフェブラリーステークスは直線進路がなく6着に泣いたが、中央の馬たち相手に勝てる地力は見せた。
 しかし今回は去年ほどの勢いは感じない。相手も強化されるぶん、厳しい戦いになりそう。

 7枠13番 レッドルゼル 評価:B
 今年8歳となるロードカナロア産駒。ダートはスプリントからマイルの戦線で活躍しており、去年の武蔵野ステークスも歳を感じさせない末脚で3着に。
 ロードカナロアのスピードと母父フレンチデュピティのダートにおけるパワーが噛み合った快速ダート馬という感じで、東京のダートコースはベストの舞台。少し距離が長い分、勝ち負けは厳しそうだが、複勝圏は射程内だろう。

 7枠14番 ウィルソンテソーロ 評価:B
 ダートで活躍する異色のキタサンブラック産駒。母父のアンクルモーは非主流血統のグレイソヴリン系で、BCジュヴェナイルの勝ち馬。2歳から活躍馬を送り出す種牡馬で、父キタサンブラックのスタミナと母父からのスピードが活躍の由来か。
 チャンピオンズカップと東京大賞典は共に2着だが追い込み・逃げと脚質は不問。
 しかし今回は初のマイルコース。対応できないとは思わないが、乗り替わりも含めて評価を下げる。とはいえ複勝圏内は充分有り得るし、ここで活躍して種牡馬キタサンブラックの名声を高めて欲しい。

 8枠15番 ドンフランキー 評価:C
 デカァァァァイッ! 説明不要ッ!
 前走体重588kg、ドンフランキーだ!
 冗談はさておき、ダートの短距離をゴリゴリのパワーで突き進むスプリンター。1200から1400のダートは安定しており、ここ4戦はオール連対。今回も逃げるだろうが久々のダートマイル、しかもGIで、脚を残せるか、疑問視は避けられない。有力馬が大半先行タイプなだけに、後方で牽制しあってくれれば可能性もあるだろうが……。

 8枠16番 アルファマム 評価:C
 父マジェスティックウォリアーはマイルチャンピオンシップ南部杯を連覇したベストウォーリアを輩出するなど、中央・地方問わずダートグレード競走ウィナーを送り出す種牡馬。
 産駒は総じてアメリカ血統らしいスピードによる押し切りを武器としていて、この馬もゲートこそ遅いがスピードを落とすことなく走り、垂れてくる馬を交わして勝つタイプ。前走は前残りの展開になった根岸ステークスで大敗しているが、今回はペースは落ちないだろうし、台頭する余地はありそう。
 しかし初のマイル戦というのと相手強化となった今回は見送りで。有利な外枠というのが引っかかるが……。

【評価まとめ】
 A…
・ドゥラエレーデ
・オメガギネス
 B…
・ガイアフォース
・タガノビューティー
・レッドルゼル
・ウィルソンテソーロ

 正直、ウィルソンテソーロはA評価にしたい気持ちもあったが、乗り替わりというのと、どの位置で競馬を進めるか予想できないという点で評価を下げた。
 実力では差はないと思っているが、今回勝つまではないかな、と予想。
 これらを踏まえて予想印は

◎オメガギネス
〇ドゥラエレーデ
▲ガイアフォース
△タガノビューティー
△レッドルゼル
△ウィルソンテソーロ

 とする。

 買い目は

・ワイド流し
オメガギネス(5番)
→ドゥラエレーデ(4番)3000円
→ガイアフォース(7番)2000円
→タガノビューティー(10番)1000円

の計6000円の予定。ここまでイマイチな回収率なので初GIを当てて気持ちよく春を迎えたい。


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