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2023/08/07 写真は発見・表現・技法・共有、そして経験と知識がセレンディピティを引き起こす

今日の日記のタイトルは、昨日の、ペンタックスリコーファミリークラブのフォトセッションでお話くださった谷口先生がおっしゃったことです。

写真はコミュニケーションだと、よく言います。これが共有ということでしょう。カメラ屋さんでプリントしてアルバムに貼っていたものが、今や誰もが簡単にSNSにアップする時代に変わってはいますが。

写真をやっている多くの人が最も重要だと感じて、力を入れていれているのが技法です。谷口先生は、写真の技術はある一定期間学べば身につくが、表現は一生だとおっしゃっていました。

今のカメラはシャッターを押せば何かしら写ると思うかもしれませんが、それがはたして写るということなのか・・・。何も感じなければ、写真には何も写っていません。

発見し、感動して、それを伝えたいと思うこと。ここから始まります。

そのあとも、素敵な話がいっぱいありましたが、スライドがよく見えるようにと部屋の照明を消してしまったので手元が暗くなり、お話をメモすることができなくなりました。私は会場へ伺いましたが、ペンタックスリコーファミリークラブの会員はオンラインで参加できました。しかし、後日、改めて視聴することはできないそうで、高齢者ゆえにあっという間に忘れてしまったことを再確認できないのが残念です。

さて、後半はセレンディピティについての話でした。セレンディピティとは、偶然の発見を引き寄せる能力です。しかし、「棚からぼたもち」のように、ある日、天から降ってくるわけではありません。単なるラッキーな出来事とは違います。

経験と知識の積み重ねがもたらすものです。

谷口先生がお話された詳細は、上にも書いたように忘れてしまったので、ここには書けません。ざんねんですが。

90歳までは生きたいと思っていますが、それもでも、もう残りは2割ほどしかありません。これから知識?それは無理。でも、ぼうっとですが、70年も生きてきたということはすごい経験です(笑)。

これからの身の丈に合った日常の中からでも、知識も経験も少しは増やしていけるでしょう、きっと。

少しでも満足できる写真を、そして満足だったと思える人生を!

ところで、昨日、このフォトセッションの会場近くで撮った写真はプリントしてみたら、失敗でした。がっかりですが、まっ、それも経験ってことで(笑)

トップ画像にした紫陽花の写真だけは、けっこう気に入っています。セピアな紫陽花、いい感じです。

JR四ツ谷駅近くのコモレ四ツ谷にはたくさんの紫陽花が植えてあります。ここへ行くのは2度目。前回は、去年の11月でした。PENTAXクラブハウスで開催された大和田良先生の、写真を紡ぐキーワード「路上のスティルライフ」 に参加した時です。

こんな写真を撮りました。

四ツ谷には縁がなく行く機会はなかなかありませんが、次は、咲き誇る紫陽花を撮ってみたいものです。

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