見出し画像

マインナンバーカードに格納されている電子証明書の更新はなぜ必要なのか

ポイントに釣られて作ったマイナンバーカード(笑)。早いもので、あれから5年が経った。マイナンバーカードの有効期限は10年だと思っていたが、なにやら通知が来た。

カードに書き込まれた電子証明書には5年の有効期限があるそうだ。忘れないうちに、本日、地元の役所へ手続きに行ってきた。

他人から見えないように仕切られた場所に案内され、目の前にはパソコンのようなものが置かれていた。そのパソコンの反対側、つまりパソコンの画面が見えない位置に役所の人が座った。

このパソコンにパスワードを入力するのだろうと思ったが、キーボードがない。反対側の役所の人が何らかの操作をしたのだろう、画面が表示された。タッチして入力するようになっていた。なるほど・・・。

まず、4桁の利用者証明用パスワードを入力。つぎに、アルファベットを含めた(6桁〜16桁の)署名用電子証明書のパスワードの入力。

5年前にパスワードを決めた時は、紙に書いて役所の人に手渡した。役所の人にパスワードを見られてしまうが、いいのか?と疑問に思ったものだ。5年で、だいぶ進歩したなと感じた(笑)。

署名用電子証明書のパスワードに使われるアルファベットは、大文字だったことを覚えている。さて、今日、パソコンの画面に入力する際に、キーボードがないので、どこに大文字・小文字の切り替えがあるのだろうかと役所の人に聞いた。

マイナンバーカードのアルファベットはすべて大文字で、大文字・小文字の区別はないとのこと。あらまぁ、そうだったのか。

今や、どんなサイトでも、パスワードは大文字・小文字を判別するのに、マイナンバーカードはなぜ大文字のみなのだろうか?

ちなみに、5年での更新の際には、顔写真は不要。カード自体も変わらない。パスワードを忘れてしまった人はその場で再設定できるようだが、覚えている人に対して、安全のためにパスワードは時々変えましょうとは言わない(笑)。では、なぜ更新が必要なのだろう?

話がそれるが、少し前、印鑑証明が必要になった。ところが、印鑑登録カードが見当たらない。そうだ、マイナンバーカードがあれば大丈夫だろうと考え、登録カードを持たずに役所へ行った。なんと、マイナンバーカードがあっても、役所では印鑑証明が発行できなかった。

コンビニなら、マイナンバーカードで発行可能なのに。コンビニで出来ることが、なぜ、役所でできないのだろう。その反対ならわかるけど…。

私は、マイナンバーカードにさほど不安は持っていないが、いやはや、まだまだ中途半端なシステムだと思った。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?