2024/06/23 映画「飛んで埼玉」に登場した行田タワーを撮ってきた
撮影会講師にRAW現像する人はデジタル脳になっていると言われた。デジタル脳、おおいに結構(笑)。これが、感じたままに現像した私の写真。
撮影会講師曰く、なんと5年後にはRAWはAIに取って代わられ、なくなるそうだ。だから、JPGがいい、と言いたいようだが…
RAWは光の情報が記録されたデータ。データのままでは画像として鑑賞できない。RAWを、それぞれのカメラメーカーが独自の方法で、カメラ内において現像したものがJPGだ。だから、RAWがなくなればJPGもなくなる。
おそらく講師は、RAWそのものではなく、カメラ内で行われる現象とは異なる現像、つまりRAW現像がなくなると言いたかったのだろう。
RAW現象とは、パソコンなどを使って、カメラに任せっきりにせず人間が画像として鑑賞できる状態にすることだ。これを人間に代わってAIがやるようになるのは、想像に難くない。それが5年後だと予言したかったのだろう。
そのときは、カメラ内で行われる現像だって、いとも簡単にAIがやることになるだろう。カメラ内で、AIによるJPGが出来上がることになる。
人間対、AIの問題だ。RAWかJPGかという問題ではない。
RAWはなくなる、JPGがいいというような訳のわからないことを言っている間に、AIに人間ひとりひとりの個性が、創造性が奪われる。写真を趣味にする人はいなくなり、撮影会講師のような写真を職業とする人は必要なくなる。なんと悲しいことか。
今後、自らが生み出したAIとどう付き合っていくべきか…。なによりも人としての感性を大切にしたい。
話はそれるが、講師によれば後ろ姿に肖像権はないそうだ。他の人が写らないようトリミングはしたが、補正なしのJPG撮って出しだ。
10年くらい前に、この撮影会に参加したときも、たしか蓮のシャツは売っていた。