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トランス用語に妥協しない、女性自認議員が米議会でジェントルマンと紹介される

先週デルウエアー州代表の民主党下院議員一年生、サラ・マクブライド議員が初めての議会で、マリー・ミラー(アイオワ州代表共和党)議長から「議長はデルウェアー州代表ジェントルマン、ミスター・マクブライド議員に5分間与えます」と紹介された。ミクブライドは女性自認の男性であり、トランプ大統領には批判的な議員である。

「私は生物学の真実を否定することは拒否します。」とミラー議員はXに投稿した。「トランプが生物学的真実を連邦政府に取り戻したのです。」「私は、ジェンダーは私たちの解釈でどうにでもなるという嘘を広めることは拒否する。」とミラーは付け加えた。

マクブライド氏は今回初めて州代表下院議員に選ばれ、この発言が議員として初めてのものだった。

しかしマクブライドに対しての共和党議員による批判的な態度はこれが最初ではない。去年にマクブライド氏が当選してから、共和党のナンシー・メイス(共和、サウスカロライナ)は議事堂の女子トイレへの女子自認男性の立ち入りを禁止するという規則を提案し認められている。今のところ女子自認の男性といえばマクブライド議員だけなので、これは明らかに彼を念頭に置いて作られた規則だ。

マクブライド氏には議事堂内部に自室があり、そこに彼専用トイレもあるので、別に困るということはない。彼は首都にトイレの話をするために来たわけではないので抗議はしないと言っている。

これは小さな意地悪のようにとれるかもしれないが実はそうではない。言葉で妥協するということは、相手の嘘を認めるということだ。男に向かって女性の敬称を使うということは、その男性を女性と認めたことになってしまう。だから私は当初から異性を自認する人の異性代名詞は絶対に使わないと決めていた。

私はトランスジェンダーの問題が表に出始めた2008年くらいからこの思想は非常に危険であると気が付いていた。そして相手が押し付ける言葉使いを受け入れるということは相手の概念を受け入れるということだとも気付いていた。

私は昔からアメリカの保守派がやたらと左翼リベラルの言葉使いに迎合してしまうことにいら立ちを感じていた。保守派の穏健派が言葉使いくらい別にいいではないかと言っていた。いや言葉使いくらいどうでもいいなら、何故TRAは我々にそれを使うことを強制するのだ?

私は主流メディアも異性を自認するトランスの代名詞を本人が求めるままに簡単に使っているのを見てきた。法廷でも女性を強姦した犯人が、逮捕されてから自分は女だと言い出し、検察側が犯人を「彼」と呼んだことで法廷侮辱罪で罰せられるなどという理不尽なことが起きていた。男子自認の女子生徒を「ガール」と呼んで解雇された教師もいる。

そして活動家たちは、トランスジェンダーだ、シスだ、ノンバイナリだ、と次々に新しい言葉をつくりあげ、それに従わない人々を容赦なく攻撃した。

それがやっと今になって、トランプ大統領のおかげで、みんなが正しい代名詞や敬称を躊躇せずに使うことが出来るようになったのだ。トランスジェンダー活動家たちは言葉によって我々をコントロールしようとしてきた。そしてそれは往々にして成功していた。だがもう終わりだ。彼らは負けたのだ。今後どんどん人々は正しい言葉使いをするようになるだろう。

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