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サンホセ大学女子バレーボールチームの男子メンバーを巡り4チームが次々に棄権

遂に女子運動選手たちがトランスジェンダリズムの横暴に立ち上がった。

去る9月にサザンユタ大学がサンホセとの試合をキャンセルした時から始まって次々にサンホセと対抗するはずだった大学が試合をキャンセルまたは棄権し始めたのである。

サンホセステート大学のバレーボールチーム(the San Jose State women's volleyball team)はトランス自認男子のチームメンバーを巡って2024年のシーズン6週間目にしてすでに四つの対抗チームから試合をキャンセルされたり棄権されたりしている。また全国大学選手権協会(NCAA)のトランスジェンダー許容方針を巡って訴訟も起きている。

キャンセルまたは棄権したチームはボイズステート、サザンユタ、ユタステート、そしてワイオミングの四校だ。ワイオミング大学は10月5日に予定されていた試合は棄権するとだけ発表。その理由は明らかにしていない。

問題になっているのはブレア・フレミング(アウトサイドヒッター)という選手。フレミングはサンホセステート大学の四回生で女子バレーボールチームのメンバーだ。フレミングは高校時代バージニア州で女子チームのメンバーだった。

ブレア・フレミング

同じチームのキャプテンでセッター、ブルック・スラッサーはNCAAのトランスジェンダー選手の方針を巡る訴訟に参加している。スラッサーによると大学側はフレミングがトランスジェンダーであることをチームメンバーに内緒にしていたという。スラッサーは他のチームメートがフレミングを男子だと呼んでいるのを聞いて初めてフレミングが女子ではないことを知った。

フレミングは高校時代から女性ホルモンを摂取しているらしく、見た目は確かに女性に見える。それでスラッサーは彼が男性であることに気付かず一緒にチームメンバーとして遠征旅行に行ったりしていた。しかし今年の4月に本人から男として生まれたことを打ち明けられた。しかし大学側はフレミングがトランスジェンダーであることは他校チームには黙っているように指図した。

フレミングのスパイクのスピードは時速80マイルで女子選手ではまずない速さ。チームの他のメンバーもフレミングのスパイクをもろに受けたら脳震盪を起こすのではないかと心配している。

NCAAの現在の規則は男性ホルモンを一年以上抑制しホルモン値が一定数を保っていれば女子チームに参加できるというものだが。スラッサーはこれは女子差別であるとしてNCAAを訴えているのだ。

女子チームへの男子参加を終わらせるには女子選手たちが団結して拒絶しなければ終わらない。これは公平性と安全のためにも女子選手たちを応援したい。


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