
トランス選手所属のサンホセ大学バレーボールチームから転校希望者続出
トランス自認選手のブレア・フレミングが所属するサンホセ州大学の女子バレーボールチームは、今年のトーナメントで対抗チームから次々に試合を棄権されたが、2025年シーズンが始まる前に今度を同チームの数人のメンバーがチームからの脱退し転校を申し込んだ。Trans volleyball player Blaire Fleming's school suffers mass exodus after gender controversy disrupted season
すでにフレミングは4シーズン全試合に出場したため来シーズンのトーナメントには出場資格がない。学校側はこれらのメンバーたちの意志を尊重すると言っている。
サンホセのチーム、スパータンは結局マウントウエストトーナメントでは優勝できなかったため、NCAAトーナメントへの自動的出場は出来ない。
バイデン大統領は女子チームからトランス選手を排除してはならないという法律を通そうとしていたが、土壇場でその提案を引き下げた。それでトランス選手をチームに入れるかどうかはこれまで通り各大学に決定権が託される。
サンホセ大学はフレミングがトランスジェンダーであることを隠して他の選手をリクルートした。そして対抗チームにもフレミングのことは隠しておくつもりだった。しかしフレミングが男子であることがチームメートにもそして外部にも漏れてしまったため今回のトーナメントで大混乱が起きた。
今後はどの大学も今回のことから学んでトランス選手を女子チームに入れるのは考えるようになるのではないだろうか。いくらトーナメントで勝てたとしても、対抗チームが次々に棄権した不戦勝ではチームメンバーたちの士気も下がるだろう。それに今回のことでもわかるように、チームに男子がいることがわかればメンバーを集めることすら困難になる。
いくら規則でトランス選手の参加を許容できたとしても、チームに入りたがる選手が足りず、対抗チームからもボイコットされるというのであれば、そんな選手の存在は害あって益なしである。
我々は前々から言っていた。トランス選手の参加をやめさせたければ女子選手たちが競技参加を拒否するのが一番効果があると。全員とは言わないが、かなりの数の女子選手たちが参加を拒否すればこんなバカげた行為は明日にでも終わらせることが出来る。だが一人二人ではもみ消されてしまうので、女子たちが団結して何人もでやらなければならない。数こそ強みだからである。
リア・トーマスがペン大学の水泳チームに入った時、同チームの女子たちには発言権はなかった。学校側は無理やり女子選手たちに未手術のトーマスと一緒に着替えをさせ競技を強要した。あの時は他のチームの女子やコーチらも声を上げることが出来なかった。唯一審査員の女性一人が抗議で辞任しただけ。組織そのものが一体となって選手たちに圧力をかけていれば、一個人に出来ることは少ない。にもかかわらず、マウントウエスト参加の女子たちは勇気をもって声を上げた。
だが私は水泳チームの選手たちがバレーチームの選手たちより臆病者だったとは思わない。トーマスの件で同チームのメンバーだったライリー・ゲインズなどが色々な大学を訪問してトランス選手を女子競技に参加させることの不公平さと危険性を説いて回ったことが、このプラクティスが以下に気違いじみているか危険であるか多くの人たちの心に響いたに違いない。
明らかに潮目は変わったのだ。当初から勇気ある少数の女性たちが声を上げてくれたおかげで、やっと普通の女性たちも声を上げることが出来るようになった。良くトランプ大統領が当選したことが影響していると言う人が居るが、トランプ大統領が当選できたこと自体が、世論の変化を物語っているのである。