中絶法に気を取られて、もっと重要な女性の心配を無視したカマラ・ハリス
選挙運動中カマラ・ハリスの政策と言ったら妊娠人工中絶の話ばかりだった。女性へのアピールに必死だったのは解るが、女性が気にかけているのは妊娠人工中絶の話だけではない、というよりほとんどの女性はそんなこと心配していない。トランプの中絶に対する姿勢は、各州が独自に決めるべきという最高裁の判決を尊重することであり、全国的に例外なく違法にするなどという話は一度もしたことがない。
そんなことより女性たちが気にしているのはトランスジェンダリズムやLGBTQ+及びDEIによる女性の尊厳への冒涜をどうするかということである。女性空間に女性自認の男が侵略してくる、女子スポーツで女を装う男が女子を文字通り殴り倒して怪我をさせたり、女子刑務所で性犯罪を犯したり、学校が過激なLGBTQ+教育を行い親に内緒で子供を性転換させ、異議を唱える親たちが親権が奪われるなど、非常に深刻な問題についてカマラ・ハリスはひとことも述べなかった。わずかに刑務所での性転換手術については「法に従う」と言っただけで、この件について意見を述べることを避けてすらいた。
比べてトランプは男子の女子スポーツ参加や子供の性転換手術は全国的に禁止すると約束した。このことだけではないが、トランプは人々が何を一番心配しているかをきちんと理解している。だがハリスはそれがわかっていなかった。
左翼フェミニストでジェンダークリティカルな人は今こそドナルド・トランプこそが女性の味方だということに気付くべきだ。右翼保守は必ずしも男尊女卑でも男だけが威張る家父長制度を信じてるわけではない。そんな偏見は捨てるべき。いったい誰がトランスジェンダリズムを押しているのか、いったい誰がトランスジェンダリズムの狂気から女性をそして社会を救おうとしているのか、アメリカ市民は理解していたのだと言えるだろう。
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