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片側から橋を架ける方法
片側から橋を架ける方法とは?
橋は私たちの生活に欠かせない建造物ですが、橋を架ける場所によっては、両岸から橋脚を設置することが困難な場合があります。例えば、河川や海上、山間部などで、橋脚の設置に高いコストや時間がかかる場合や、環境への影響が大きい場合などです。そんな場合に有効なのが、片側から橋を架ける方法です。
片側から橋を架ける方法とは、その名の通り、橋の一方の岸から順次橋桁を架設していく工法のことです。この工法には、様々な種類がありますが、代表的なものには以下のようなものがあります。
送り出し工法:橋軸方向に桁を先送りした後、桁を降下・横移動させて設置する工法です。橋脚の設置が困難な場合に用いられます 。
片持ち式架設工法:橋脚の上に設置したトラベラークレーンやケーブルクレーンなどで、桁を順次架設していく工法です。河川上や山間部などで用いられます 。
ケーブルエレクション工法:両岸に鉄塔やアンカーを設置し、鉄塔から張ったケーブルで、桁を吊り下げながら架設する工法です。深い谷部や流水部などで用いられます 。
これらの工法は、高度な技術や設備が必要になりますが、橋を架けるのに有効な方法です。橋梁工事に興味がある方は、詳しく調べてみてください。
以上が、片側から橋を架ける方法についてのブログ記事です。参考になれば幸いです。