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最強チームってどういうチーム?~最強説を考える

最強チームってどういうチームなんだろう・・・
そんなチームを作る上で大人ができることは何があるだろう・・・

結論から申しますと・・・


最強チームとは「笑顔と真剣顔のギャップあふれるチーム」

大人ができることは「子供たちを盛り上げてナンボ!」


簡単ですよね?

子供たちを心の底から笑顔にさせたら、どれだけの力を子どもたちが発揮してくれるかって知っていますか?
私たち大人がバカやってでも、おだててもいいから、子供をその気にさせたもん勝ち!

これ私の実体験ですが、同時に自分の子供にしてやることができなかったことだから・・・そんなことを実感した出来事を今回ボソッとさせてください。


最強チームってどういうチーム?


「最強チーム」ってなんだろうなって、ちょっとだけ分かった出来事がありました。


学童野球では卒部間近にはお別れ試合といった名目で、交流を深めたチーム同士でお互い思い出に残そうという目的で試合を行う機会が増えます。
子供も大人もどこか余裕のある、リラックスした状態で試合が行われますが、決してダラダラ感はなく、むしろ不思議なことにどの試合も見応えのある勝負が繰り広げられるんです!

今までの試合と違うところ・・

「真剣勝負の表情から、笑顔に切り替わる。また真剣な表情⇒再び笑顔。真剣⇒笑顔・・・」

このサイクルをぐるぐる回している子供たちがそこにはいました。

大人もいつもの怖い顔での声掛けでなく、いかに子供たちを笑わせてやろうという声掛けが飛び交う試合。

ナイスプレーがあると、会場全体で、敵味方関係なく、子供たちを称える雰囲気。


観ていて微笑ましい伸び伸びとした子供たち、心に余裕のある大人たち、誰もがふと寄りたくなるような楽しい野球場になっている雰囲気って、どんな感じかお分かりいただけますか?

こんな楽しい要素が混ざり合って化学反応を起こしたのでしょうか、今まで感じられなかった子供たちの成長力を不思議に感じた瞬間・・・


私はふと思ったことがあります、もしも、そんな雰囲気を持つ最強チームと、お別れ試合ではなく、集大成となる大事な試合を戦うことになったらどうなってしまうのだろうか、そんなことをイメージすると・・・


ものすごい大事な試合ですから、こちらは子供も大人も緊張感ピリピリモードで球場入り。

そんななか、相手チームはすごく盛り上がっている様子で野球場に入ってくる。

私たちは目を疑うと同時に、いっきにその雰囲気に飲み込まれてしまう・・・


試合開始直後から、相手チームはこんな雰囲気。

自然な笑顔でマウンドに立つピッチャーを取り囲みながら、周りみんなはすごい真剣顔、そんな笑顔と真剣顔のギャップにこちらは違和感を感じる・・・


ひとつひとつのプレーにみんなで声掛けあい、真剣顔から、いきなりの笑顔となるチーム。

こちらの子供がやったナイスプレーにでさえ、相手側からも賞賛の大声援が聞こえてくる・・・

まさに卒業試合で子供たちがやった野球はこんな感じなのです。


こんなチームが大事な試合における対戦相手だったら…まさに相手ペースにこちらのチームの子供たちは一気に飲み込まれていくことでしょう。


相手の楽しそうな雰囲気をみて、こちらは子供も大人もいつのまにか緊張感が切れて・・・
でもあちらは「いつも通り」なので、緊張感を切らすことなく、彼らの野球をやっている・・・
はい、確実に飲まれる・・・


こんな最強チームを作って、集大成に臨みたい!!!

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