前回は『現代アートとは何か?』ということをボソッとさせていただきましたが、今回は【社会を変えるコンセプトを持つアート】についてボソッとさせていただきます。
NHK番組『日曜美術館』「現代アートはわからない?」にて放送された展覧会「ワールド・クラスルーム」の科目『社会』を中心に作品をご紹介させていただきます。
人種・ジェンダー問題
森村泰昌『肖像(双子)』1989/『モデルヌ・オランピア 2018』2017-2018(社会)
番組に出演された光宗さんがこの作品を観たときの感想がとっても印象的でした。
この作品のコンセプトは・・・・
国家権力問題
アイ・ウェイウェイ『漢時代の壺を落とす』1995/2009(社会)
持っている壺を落として割るまでを連続で撮影した三枚の写真。
この作品のコンセプトは・・・・
この作品のコンセプトを知った番組に出演者がおっしゃっていたこと。
戦争の悲惨さを表現
ヴァンディー・ラッタナ『「爆弾の池」シリーズ』2009(社会)
田園や森の中に池があるのどかな風景。
どの風景にも共通しているのが同じような丸い池が幾つもあること。
これらはベトナム戦争時の爆弾が破裂した跡に水が溜まってできたこと。
この作品のコンセプトは・・・・
番組出演していた小野正嗣さん(作家、早稲田大学教授)がとっても印象的なことをおっしゃっておりました。
植民地化の問題
イー・イラン『TIKAR/MEJA(マット/テーブル)』2022(社会)
ボルネオ島の女性たちと制作したテーブルクロス大の織物を一面に貼り付けた壁。ポップな色合いのクロスには、それぞれテーブルのシルエットが白っぽく浮き上がっています。
この作品のコンセプトは・・・