ジャパニーズブランドを高めてから海外に行こう!
国際ニュースで立て続けに日本の折り紙に関するニュースを見て、私たちが思っている以上に、日本の伝統工芸技術である”折り紙”は世界で普及していることを実感。
それと同時にニュースを見ていたら思い出したことがありました。
なぜ私が海外生活で後悔したのか、それは現地の方々から日本人に求められるものに対して、私が答えられなかったこと。
そうなんです、海外に行けば結構、色々な意味で日本人は期待されているんです。
そこで、海外に行こうと思っている方へ、または将来、自分の子供を海外で生活させたいとお考えの方へ、今回は私の後悔ボソッとをお届けしたいと思います。
“Origami” が世界で大活躍している
皆さんも既にご存知だ思いますが、折り紙は“Origami” として世界で大活躍しております。
そんな活躍している“Origami”に関して、ここ最近、国際ニュースで紹介された記事をご紹介します。
ウクライナ支援~精神的な支援”心に寄り添う明かり”
『国際報道2023』で先日、ウクライナの子供の心の傷を癒そうと奮闘するアメリカ・ニューヨークの女性経営者のお話を紹介してくれました。
その方は直接キーウに行き、”民間企業も積極的に支援が必要だ!”と思い、自社で製造販売しているカラフルランタンをキーウの病院に送りながら、トラウマを抱えている子供たちへの支援活動を行っているというお話でした。
そのカラフルランタンは、日本の折り紙から発想を得たデザインで、太陽光で充電できるため何度も使うことができるし、簡単に小さく折りたたむことができるし、軽いため子供でも持ち運びができるのが特徴的です。
停電で大変な時期に、いつでも明るさを保てるこのアイテムは重宝されているようです。
しかも6色に変わるカラフルランタンは、病院にいる子供たちが抱えている「PTSD」の緩和にも効果的です、色には癒しの効果があるそうです。
カラフルな色に変わるランタンで遊ぶ子供たちの姿を見て、“Origami”でデザインされたある意味”子供のおもちゃ”となっているランタンによって子供たちの心は支えられている、そんなことを知ったことで、日本人として大変光栄な気持ちとなりました。
子供の成長とともに”成長する服”
私も育児していましたので、これ本当に欲しかったなぁと思ったのが、折り紙の要素を取り入れたファッション、ロンドンのアパレルブランド「Petit Pli(プチ・プリ)」です。
子供の成長は著しく早く、その度に新しい服を買う、出費が増える。
さらに買い替えが必要となるため、いらないものとして廃棄物が増え、結果、処分するための二酸化炭素の排出量も増える。
大量消費の負の面もあった子供服に折り紙の要素が加わると、あらゆる浪費を減らすことができる服へと変身することができました。
折り紙のような独特のプリーツ生地にすることで、子供の成長に合わせてプリーツ部分を伸ばせばすぐに子供の身体にフィットするという、そんな素晴らしいアイディアが満載されたファッションでした。
世界的に“Origami”
日本の伝統文化が世界的な技術革新につながっているという事実。
どうしても我々日本人からすると”伝統工芸という意識”から抜け出せませんが、世界は違います、そこから発想をするんです。
ファッション以外でも、人工衛星では太陽電池パネルの折りたたみに使われた「ミウラ折り」、「なまこ折り」を応用した新型の人工血管、「ミウラ折り」を応用した表面に利用した缶チューハイ。
海外に行けば日本人に期待されること
このように世界に普及している“Origami” 。
私がホームステイ先で味わった後悔、「なぜ、私は折り紙ができないのか・・・
そのホームステイ先には小さな子供がいて、その子は日本人が来るということで大変楽しみにしていたようです、「やったー、日本人から“Origami”を教えてもらおう!」と。
折り紙が大好きなお子さんがいる家へのホームステイ。
もし自分が折り紙を知っていたら、一瞬で子供たちの心をつかんで、親からの信頼を得ることができたののに・・・
そうは心で思っていても、
と、もう少し日本文化を勉強しておけばよかったなと後悔しました。
あらゆる場面で求められた日本文化
参ったーー、何んも知らなった・・・
私ができることといえば、”野球”。
って言っても、野球の本場アメリカに来たわけですから、「へー」くらいしか相手にされていませんでした。
もちろん、一緒に野球で楽しむことで仲が良くなることはできたのですが、野球のほかにも空手やっていれば良かったなぁと、常に思っていました。
これから海外へ行こうと思っている方へ
少しでも良いので、渡航前に何かしらの日本文化を学んでみてはいかがでしょうか。
想像しているよりも、「日本人としてのアイデンティティ」 を求められます。
日本人は侍であり、忍者であり、着物を着る民族、その認識を持ったうえで、事前準備をしていきましょう。
きっと、そのように認識しておけば、きっと現地の方々の心をつかむことにとっても効果的な考え方だと思います。
将来、お子さんを海外で活躍させたいと思っている親御さんには、いまから日本文化を学べる機会を子供に与えてみてはいかがでしょうか。
将来、お子さんから「あの頃、これを教わっていて本当に良かった」と、あなたに感謝してくれるかもしれません。
ちなみに、現地の方の心をつかんだ!私の経験をご紹介します。
それは”日本料理”を作ってあげること。
あるパーティにお誘い頂いた私は、ある意味、パーティの主役級の活躍することができました。
なんでもいいんです、日本料理っぽいやつでいいんです。
大事なのは”日本人が作った”というのが一種の日本ブランドです
スシ
テリヤキ
ミソシル
スシもツナを使ったものです、これでも”日本人が握ったスシ”というブランドが融合することで、パーティでは大変好評でしたよ。
しかも、持参していた「ハッピ」と「ハチマキ」を着飾った”これがジャパニーズだ”という役になりきってパーティに参加して寿司を握ったことで、現地の方々から「日本人だ!」と認識されことが大きかったと思います。
私の経験、どうぞご参考くださいませ。
●備忘録
持っていくもの必須アイテム:ハッピとハチマキ