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緊急対談「#令和の大仏」造立プロジェクト! Vol.15 自分たちができること

先が見えない中、前向きにみんなの力を未来へ向け、願うための対象として大仏を作るプロジェクト。より多くの人に参加してもらいたいという思いを込めて、連夜対談をライブ配信しています。

対談まとめ

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今も解決している事象ではないと思っているんですけど、だからこそその時というのはとても整理できるもんではなかったと思うんですよね。僕もいろんな方面で情報を探したりして、自分もいろんな角度から考えたりしてたんですけど、結局1年ぐらい色々考えた結果、明確な回答とか、明確に自分のするべきアクションっていうのが定まらなかったんですよね。それがどういうことかって言うと、それが結局まだ僕の中では続いていて、結局これはどうして起きたのかっていうことを考えていかないと、同じことが繰り返されると思うんですよね。実はたとえば震災と言いつつも、原発の問題がやっぱり関わってくるんですけど、これって例えば10年とかそこらの話ではなくて、今あれから10年経とうとしてますけど、その10年その事故が起こった10年以上もっと前からの流れまで遡って行かないと、本質が捉えられない問題だと思う。そうなってくると結局10年経ったとはいえやはりまだ本質が見れてないところもあると思っているんです。その中にコロナの状況があって、過去の同じ問題を抱えながら、また別な問題と複合的になっているのが現状だと思ってるので、どうしてもコロナだけを切り取って考えるって事はしたくないなと思っている。(風間天心)


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一番簡単に言うと、何か行動するっていうことがまず一つ。やっぱり問題が起きた時って、表層のところが問題なんではなくって、その背景にあるものの方を気にしなきゃならないと思うんですよね。例えばこのような問題がありましたってなった時に、アーティストってちょっと人と違った切り口で見ようとするところがあるので、そういう視点が必要なんだと思う。それができる人はアーティストなんだろうなと思っているんですね。今情報も錯綜してるけど、ちょっと偏りもあったりとか、どうしてもメディアで流れてくる情報は、感染者数とか数字のところばかりで、実際の人のパーソナリティが出てこなかったり、特にその感情面のところがなかなか出てこなかったりする。いろんな見えないものがまだまだ沢山あるんだろうなと感じたので、アーティストである自分たちはその辺りを炙り出せる可能性があるのかなと思って始めた記憶があります。(風間天心)


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やっぱりそれはクラウドファンディングのページでも前回からも触れていて、ちょっとまだ伝わっていないところもあるんですけど、僕としては言葉にしてるところがあって。それはコロナでの問題っていうのはもちろんウイルスの問題であることは間違いないんだけども、ただ現実として起こっている問題の本質は、実はウィルスではなくて人間の内面だとか人間同士の関係性のところにある思っているんですよね。だから何度も話題に出るとおり、ウイルスとか感染症という科学的な解決方法ではなくて、それではやっぱりそれでは解決しきれない問題である心の問題の方が実は結構重要だと思うんです。それはコロナの状況に関係なく起こりうることだと思っているのです。人間の在り方、生き方、人間がどう存在していくのかということは考えなきゃいけないって思っているんです。問題の発端になっているウイルスも、別に誰かが人工的に作ったものではなくて、自然界にあって不自然のものではないはずだと思うんです。人間どうしが作った敵だったりとはちょっとやっぱり意味合いが違うはず。どちらかというと天災に近いところがあると思っているんですよね。天災の時に何を考えなきゃいけないかというと、自然の中に生きている人間がどう立ち振る舞うかっていうことに尽きると思う。自分たちが自然界の中でどういう位置づけにいるのか、どうゆう姿勢でいなきゃいけないかということが最終的には重要になるんだろうなと思います。(風間天心)


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おっしゃる通りだと思います。その例えば何かの機会で願いとか、お願いをするっていうそのアクションが大事だってもうちょっと前お話ししたと思うんですけど、例えば戦争と平和の話をするんであれば、そもそも平和になるためにその戦争をなくすっていうそもそも戦争自体がね、人間が作り出してるものですから、それをどうにかするのも結局人間なので、黙って待ってるだけではどうにもならない。自分自身の力が小さいものだと思ったとしても同じ人間の中での問題なので。「待つ」のと「祈る」のはちょっと違うんですけど、祈りっていうのはやっぱり自分の思いの方向性を自分でもはっきりさせるためのものでもあったりするので、その後は何もせずに黙って待つのとはちょっと違うんです。祈るとか願うだけでなく、やはり何か自ら進んで行かなきゃ頑張って大変ならないものだと思います。 (風間天心)


先の見えないコロナ渦に自分たちは何ができるのか

どうしてまたしても震災の話になっちゃうんですけど、結局当事者が誰かっていうことが重要なことだと思っていて、コロナ渦で助けなきゃいけない、頑張ってもらわなきゃならないと思っている対象っていうのが、医療従事者に偏ってるんですよね、情報の方がですよ。別に医療従事者が何も悪いわけじゃないんですよ。もちろん大変な状況になってきてるとは思ってはいるんですけども、要はあなたもその当事者ですよねっていう話をしたかったんですよね。コロナ渦でそれに対して行動を起こしてるのは別に医療従事者だけではなくて、 ウィルスと戦うそこがやっぱりなかなかうまく伝わってないんですけど、そのウィルスと戦っているだけが問題なんではなくて、社会がウイルスでパンデミックに見舞われた時に起こってくる自分たちの問題に対してどう向き合うかっていうことが重要なんだと思うので。そこに関して言えばそこに向き合っていける人ってたくさんいると思うですよね。その中で僕たちはアーティスト、僕自身は仏教というものを抱えながら、人の心の面に焦点を当てたりとか、具体的に何かを作り上げるって言うアクションの方で示していくことができるであろうと思って動いんているのですが、同じようにそれぞれのできることでこの状況において起こせるアクションって、きっと考えればあるはずではないかなと思います。 (風間天心)


対談動画

先の見えない中、自分たちができることはなんでしょう?

Posted by 大仏造立プロジェクト - big buddha project on Monday, January 4, 2021

全国キャラバン会場募集中!

2020年12月現在、次の県で会場が決まっていません。大仏造立プロジェクトの風間天心と前田真治の二人のアーティストがうかがい、法要と大仏造りのプロジェクトのご紹介、皆さんにキャラバン大仏へ今の思いを託していただけます。ご関心のあるお寺や会場がありましたら、ご連絡をお願いいたします。また、情報の拡散にもご協力いただけますと幸いです。
ご連絡方法 メール info@bigbuddha.jp、こちらのnoteでのコメント、または当フェイスブックまで。

福井県(会場未定)
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沖縄県(会場未定)


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第二回目 大仏造立クラウドファンディングに挑戦中

大仏造立の物語にもっと近くで参加できるクローズドコミュニティ

こちらのクローズドコミュニティ(非公開コミュニティ)では、このプロジェクトにご関心のある方向けに情報発信し、コミュニティ内でつながっていけるようにいたします。ご入会はクラウドファンディングへのご支援、または1000円以上のご支援をいただいた方はどなたでもご参加いただけます。コミュニティはFacebookを利用します。お申し込みはこちらのフォームにてお願いいたします。令和の大仏造立の物語に、一緒に関わってみませんか? なお、いただいた申込金は、大仏造立資金に活用させていただきます。


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