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緊急対談「#令和の大仏」造立プロジェクト! Vol.5アーティストが大仏を造るとは?

新型コロナウィルスの収束を願い、みんなのエネルギーを未来へ向け、祈るための対象として大仏を作るプロジェクト。より多くの人に参加してもらいたいという思いを込めて、連夜対談をライブ配信しています。

今こそ大仏を!プロジェクトの発起人の1人の風間天心はアーティストと僧侶という異色の顔を持っています。Vol5では、この時代にアーティストが大仏を造るということについて迫りました。

対談まとめ

コロナ渦でどのように大仏造立に至ったのか
・コロナが世に出始めてから、風間天心らも決まっていたものが全て中止になり、2、3ヶ月全く何もできない時期が続いた。
・あるアートコンペティションで巨大な作品が募集され、何を造るべきかを話し合っていた時に、「大仏」に至った。その思考回路自体はアーティスト独特のものがあるので説明がしづらい部分がある。
・コンペでは選ばれなかったが、風間天心らの中では大仏は、「作らなければならないもの」という存在になっていた。

なぜコロナ渦で生み出す力が湧き上がってきたのか
・元々日本ではアーティストが恵まれている立場ではなかったので、厳しい状況に強い、いわば反骨精神のようなものは元々持っていた。

コロナ禍で全てが止まってしまった時、私たち自身も仕事がなくなり収入は激減しました。そんな中でも、私たちのようなアーティストが世のために邁進できることは何かを考えた末、思い至ったのが「大仏をつくる」ことでした。突飛な発想を考えだし、何よりも実行する事を得意としてきた私たちが力を発揮できるのは、「正にこの難関の時代だ」と確信しています。
ークラウドファンディングページより

「アーティストが造る大仏」に湧き上がってきたキーワード

日本人の記憶装置
・奈良の大仏も疫病で大変な時期に造られた。大仏という大きなシンボルが残っていたからこそ、その時の記憶に辿り着けた。文献があるだけではなかなかこそには辿り着けなかった。今、ここでもう一度大仏を造ることで、記憶を繋いで行けると感じた。

自分を内省するもの
・仏像は人間に近い形をしている。だからこそ、自分の気持ちを投影しやすい。さらに、今回造ろうとしている大仏は、中に入ることを前提に型を設計している。中に入ることで内省を促す。

生み出す力。生きる力。
・こういう辛い状況では、止まっているよりも、動いている方が、精神衛生的にも良いと考えている。誰もが造立に関われる大仏を通して、みなさんが前向きになれることを目指している。
・コロナの一番の問題は、心だと考えている。奈良の時代に大仏が造られたように、今の時代でも私たちが未来に向けて日本人の記憶装置を作って行くことで、前を向くことができるように願っている。

対談動画はこちら

今、この時代にアーティストが大仏を造るとは?

Posted by 大仏造立プロジェクト - big buddha project on Friday, December 25, 2020



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