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情報を大量に取り込み、初めて疑問が生まれる(英会話)

30年前、英会話が上手くなったらいいなと思い始めたころ。どうしてもネイティブスピーカーとの日常会話が続かず、無言が怖かった。日本語では誰とでも会話が続くのに、なぜかネイティブスピーカーとは5分間でも長く感じた。

30年後の今、ネイティブスピーカーとマンツーマンで一時間話し続けても疲れない。リラックスして、後から後から話題が尽きない。

こうなった理由が、最近ある人の全く英会話とは関係のないブログを読んでわかった。「知識不足、情報不足では疑問が生まれない」。英会話は異文化コミュニケーションであるから、自分と相手との感覚や常識の違いを楽しむ。その為には、あらゆる分野の知識(情報)を日本語で、英語で蓄積しておく必要がある。

30年間、洋書を楽しみ(ペーパーバックとAudible)、IT、機械、マーケティング、法律の翻訳の勉強をし、英語新聞を読み、海外ドラマを英語字幕で見続け、なんてことをやっているうちに、ネイティブスピーカーに問いかける疑問を際限なく思いつくようになり、自分の意見をどの内容でも伝えることができるようになった。

特に知識と情報の蓄積が進んだのが子育て期。出産後地方へ移住し、英語をしゃべる機会がゼロになった。その間15年間は子育てに集中し、上記のインプットだけを続け、5年前から英会話教室でアウトプットも可能になった。15年間のブランクはインプットしていただけで埋めることが出来ていた。

海外ドラマの英語字幕は早くて難しいという人がいる。私は同じストーリーを最低20回はみる。セリフを覚えるまでみる。早い、難しいと感じるのは目と耳が慣れていないだけ。

30年はあっという間だった。理由をつけて今日始めなければ、10年後も同じ。語学学習は近道はないし、楽なやり方はない。アスリートと同じで地味にコツコツ毎日続ける。1日サボれば元に戻すのに2日かかる。


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