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ライターがライターを募集して学んだこと

11月に入り、ようやく秋を感じられるようになったなぁ・・・としみじみしながらこの記事を書いています。
いや、それにしても夏が長かった。長すぎました。永遠に涼しくならないのでは、と本気で地球の気候を憂いてしまいました(^-^;

わたくし普段はめったにライター募集をしないのですが、先月にどうしても人手が必要な案件がありまして。Xで協力していただけるライターを募ったところ、想定より多くの方からDMを頂戴して「あわわわ・・・!」となった次第です。

その際に「こういうライターは採用されやすいのでは?」と感じたポイントを見つけたので、記事にしてみました。あくまで私の主観ですが、発注者の採用基準を知りたい人は参考にしてくださいませ~!


「興味あります」はやめたほうがいい

これ私も初心者ライターの頃にやらかしたんですが、発注者に「興味あります」とメッセージを送るのは避けましょう。

なぜなら「で、だから何?」と思われて一発アウトだからです。テンプレの提案文を送ったほうがまだマシですね。

発注者は案件の概要を公にしているはずなので、必須の記載事項は書いてほしいのです。じゃないと採用のスタートラインにすら立てません。冷たい言い方かもしれませんが、事実なので・・・・・・。

案件に関連するスキルや実績を提示すべし

案件の記載事項に含まれているか否かを問わず、関連するスキルや実績を提案文に盛り込むのがオススメです。

提案文を読んで「お、この人に依頼したい」と思わせるためには、相手を納得させる材料が必要ですね。たとえば育児に関する記事を書く案件なら、子育ての経験や保育士の資格などをアピールすると効果的でしょう。

案件の概要を読み込み、発注者の目に留まりそうな要素がないか考えてみるといいのではないでしょうか?

プロフィールとアイコンは名刺代わり

応募してくださったライターさんのアカウントを拝見して感じたのは、プロフィールとアイコンが第一印象を大きく左右するということです。

今回の応募者の中にはいらっしゃらなかったのですが、アイコンがアニメのキャラだったり、名前と肩書きが正直微妙だったりすると、採用される確率はおそらく下がります

名前に関しては、少なくとも人間らしいものにするといいですね。本名を出したくない場合は、それに近いライター名をつけると信頼できそうな雰囲気が出ます。アイコンは実写もしくは似顔絵イラストを推奨します。

余談ですが、私はフォロワー数で採用の可否を判断していません。フォロワーが多い=信頼できるライターとは限らないからです。それよりも日頃どんな発信をしているかを重視したいですね。

不採用=ダメなライターではない

最後に一番大事なことを書きます。不採用になったとしても、自分がダメだったとは思わないでくださいね。たまたま他に条件と合うライターがいたのかもしれないし、ライバルが多くて競争率が高かったのかもしれません。

採用する側の言い分としては、誰かを選んだら他の誰かを弾かざるを得ない場合もあります。枠が狭ければ、それだけ椅子取りゲームで勝つのは難しくなるのです。つまり「運」の要素が多分にあるといえます。

私も落とされる立場を経験したので、不採用になったときの気持ちはよ~く理解しているつもりです。なので「ごめんなさい」と心の中で謝りながらお断りのメッセージを送りました。

そのときはダメでも、別の案件で採用される可能性は十分にあります。応募してみないと結果はわからないので、諦めずにトライしましょう。

まとめ:採用する人は採用される人でもある

ライター募集をやってみて、人を採用するのって難しいと実感しました。企業の人事担当とかメディアの採用担当とか、きっと苦労が多いんだろうなと・・・・・・。

ライターを採用するのは手間ひまがかかるので、飛ばれたら一大事です。まして納期直前だったらと考えると、気が気ではありません。私はこれからも真面目に仕事しようと心に誓いました。

今回はいつもより長くなりました。最後までご覧いただき、ありがとうございます(^^)/



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池田 愛|埼玉の取材ライター
これからも読者におもしろいと思ってもらえる記事を目指して書き続けます。 サポートしていただいた分は書籍の購入費用に充てる予定です。