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デザイン科受験の日々
お久しぶりです
年度が変わってから更新が滞っていました。
今は高3になって、美術予備校のデザインコースに毎日通っています。
月〜金、夜間3h。
デッサンと色彩構成の繰り返しです。
春期講習で、初めて試験本番に近い形の色彩構成を体験して、なんだこれは……
とフリーズしていました。
2年生でやったものとはやはりレベルが違う、課題につく条件が増えていたりして、とにかく難易度が上がったと感じました。
周りは美術科高校に通っている子など、経験者がゴロゴロいて、彼らの作品はとても素敵だった。
一方私は、見事に翻弄されたといいますか、考えても描いても考えても描いても変な方向に行ってしまい、まったく奮わない10日間でした。
(ただ静物デッサンは一度だけ全体講評に選ばれた。静物で選ばれたことはなかったので嬉しかった)
周りが上手で自分は下手なんて、仕方ないことです。
でも、その中で何より苦痛だったのは、自分で駄作だとわかっていながらも提出するために完成させなければいけない、ということでした。
宮崎駿は、自身の作品に登場するキャラクターが善人ばかりだという指摘に対して、「何が悲しくて悪役を汗水垂らして描かなくちゃならないのか」と答えたそうですが、本当にそんな気分でした。
というわけで痛手をくらった私は予備校に行くのが辛くなりました。
4月の中頃、一学期が始まってしばらくは取り組むのが憂鬱でたまらなく。
ウジウジと頭にキノコを生やす私に解決策を与えてくれる存在もなく。
なぜこんなに嫌なのかといえば、受験はどれだけがんばっても「落ちる」という可能性があるからです。
しかも私の志望校は落ちる確率のほうが高い。
なんの保証もないのに毎日課題をやらなければならない苦しさ。
でも、あるとき思ったのです。
「受かれば憧れの美大生に、落ちれば絵の上手い自由人になれる」
🌥 ⛅️ 🌤
このマインドは非常に効果がありました。
こう思えば私は予備校に行くこと自体は辛くなくなり、一つ一つの課題に純粋に向き合えるようになりました。
小さいながらも上手くいくことも出てきて、相変わらず友だちはいませんが制作は楽しく、帰り道には予備校に行かせてくれる両親に感謝の気持ちでいっぱいになったりもしました。
もちろんやればやるほど目標への道のりの遠さを実感し、途方に暮れかけますが、その度にさっきの合言葉を思い出します。
最近はむしろ心を置いて体がきついです。
冒頭に月〜金と書きましたが、本当は日曜日もあります。日〜金です。
追加受講という形で土日も開講があり、先生がなるべく行ったほうがいいと言っているのを聞いて、学習塾のある土曜はだめだから日曜に……と申し込んでしまいました。
けれどまだ行けていません。
日曜の朝になると体がだるくて頭が痛くて、とても集中できそうにないのです。
諦めて欠席連絡を入れますが、来週は行けるといいな。
私は中学生のとき起立性調節障害で1日の7割くらい寝て過ごしていました。
高校に入ったあたりからだんだんよくなって、午後に起きていたのが9時くらいには起きれるようになったのですが、最近また11時くらいにならないと起きれなくなってきました。
学科の勉強もしなければならないし、やることはいろいろあるのに、今タスクに追いついていないのが現状で、どうしても自分を責めてしまう。
でも本格的に体調を崩してしまったら元も子もないので、騙し騙しやるしかないのでしょう。
もうちょっと、どうにか工夫してうまくやりたいです。