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若い男の体が熱いのは、
その内側で怒りの炎が燃えているからだ。

絶え間なく生まれては発光する小さな星のように、
怒りという薪を焚べ、その火を絶やさずにいるのだ。

そうして体の内側に建設された惑星の、
その一部の、さらに一部の四畳半に住まうのが、
わたしの夢だ。

窓辺には季節の花を飾ろう。
例えすぐ枯れてしまうとしても。





最近空気の乾燥がひどく、なんとなく風邪の引きはじめを感じたので薬棚にある葛根湯を取り出そうとしたら、パッケージの角で指を切ってしまった。
健康になろうとして怪我をするとは。
私だってたまには怒るぞ。
パッケージの角、全部丸くなれ。

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