感想「NOPE」

注意:考察でも批評でもなく、個人の視聴感想です。また内容についても触れているのでネタバレが嫌な人は回れ右してどうぞ。

評価:★★★(視聴をお薦めできるレベル)

感想:冒頭でチンパンジーのゴーディの事件からスタートするため"?"となったが、なるほど本筋と絡んでて面白かった。牧場の付近を浮遊する"何か"をUFO(乗り物)と思い込んでいたらUAC(未確認飛行生物)だった。センサーが秀逸で"見られている"と感じたものを"捕食"するという危険な生物。"ウマの調教師"であるOJが"習性"を利用して"特ダネ"をつかもうとする様はなかなかスリリングだった。ラストは現地リポーターがUFCの破裂映像をモノにしてたみたいなので"成功"だったのか"失敗"だったのか...なんとも言えない終わりになっているが、兄妹間の絆が深まって終わりを迎えたというところで「まぁ良し」と言えなくもない。
舞台となる牧場を広々と撮影してるところもなかなか見応えがあった。

Tvショーで暴走したチンパンジーのゴーディ。

溜まりに溜まったストレスが風船の破裂音で爆発。番組の出演者に襲い掛かっってしまう。興奮がおさまった頃、テーブルの下に隠れていたジュープ(後のジュピター・パークの支配人)は差し出された拳を突き合わせて"友達“とコミュニケーションしようとするが、ゴーディは射殺されてしまう。

CM撮影に駆り出されたラッキー(馬)。

OJ(調教師)の注告を無視したスタッフが大怪我になりかけるが、OJの未熟さと判断されてしまい、仕事を失ってしまう。

"飼い慣らせる"と思い込んだジュープ

かつてのトラウマを克服するためか、刑事"餌"を与えればUFCを飼い慣らせると思い込んでいたジュープ。しかし、彼はその生き物の"習性"を理解していたわけではなかった。
危険性に気づかず、大切な人や家族、スタッフをUFCに食われてしまう。

"動物"と向き合うOJ

冷静に観察し、"習性"に気づいたOJ。自ら"囮役"となり、UFCをステージに誘いこむ。

"捕食"する様を撮影したかったホルスト

観察者になりきっていたら助かったのであろうが、接近撮影を試みてしまったホルスト。捕食されることになったしまったのが"最悪の奇跡"なのか...それとも"本望"だったのか...。

"特ダネ"を求めてやってきたTMZ記者

"ジュピター・パーク"の件を聞きつけてやってきた記者。注告を聞かずにUFCを誘いだすステージへと上がってしまう。

割といいやつだった電気屋のアルバイト。捕食されそうになりながらも生き延びてくれてよかった。

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