『glaminka』という素敵な場所で
こんばんは、biiさんです。
私は、おてつ旅を通して"glaminka"という素敵な場所との出会いがありました。
glaminkaは、兵庫県佐用町という山奥にひっそりと佇むグランピング施設です。近年話題のグランピングは、華やかなイメージが先行していましたが、glaminkaは古民家を改装し手がけたそうで、どこか暖かい雰囲気が漂うのは、木のぬくもりがあるからなのでしょう。
下の記事は、社長の大西さんの想いや、glaminkaの創設話が記載してあり、とても面白いので是非。
私はここで、お客様の宿泊棟のチェックアウト後の業務や食材準備などに携わらせていただきました。宿泊棟清掃に関しては、やりことが膨大にありました。朝10:00から勤務を開始し、昼休憩を挟んで15:00頃まではひたすら一人で任された宿泊棟を綺麗にしていきます。(洋楽をかけると集中できるのでよくテイラーを流していましたという裏話)
主な流れは、前泊されたお客様が使用した食器類を洗浄機にかける、調理器具を手洗いし水気を拭き取って棚に戻す。
次に囲炉裏。囲炉裏で使用した網には黒いすすが頑固に付いているので、ウタマロで落とす。(出ました、掃除の神様ウタマロ氏。大変お世話になりまして。)
続いて囲炉裏の炭を組みます。この炭は、炭割り業務で仲間たちと割った物です、なんだか愛着がわく。ジェンガゲームをしているかのように楽しみながら。
次に、薪ストーブを作ります。
薪ストーブだなんて、映画でしか見たことなーい!!
まず、ストーブの中のすすを綺麗にして、ガラスをクリーナーで綺麗に仕上げます。キッチンペーパーはまっくろ黒助です。
薪、着火剤、おがくず、積み木、バケツを持ってきて、組んでいきます。
初めて薪を組んだ!
ティピも組めるようになったので、キャンプへ行けるぞい。嬉しい。
次に、床の掃き掃除とコロコロ、窓拭き、カトラリーセット、タオルセット。布団敷きもやったよ。
最後にキッチン清掃、調味料補充、アルコール吹き上げ作業。
ふーっ。これにて清掃終了。
清掃は単純業務が多いけれど、普段使わない筋肉を使って疲れたり、肩が凝ったりします。。
効率よく行う為に次やる事を頭に思い浮かべて、時間との戦いです。
タオル類を洗濯機へ入れて、他の棟のヘルプへ行きます。
各棟ごとにストーリーが込められているのが特徴。
宿泊棟に足を踏み入れるとそこはまるで異世界。
非現実を味わえる、不思議な感覚に包まれるのです。
私の担当していた”Haz”棟は、「くつろがない空間」というコンセプトの元、数々の岩が存在します。(何度かこの岩に足を引っかけて転びそうになったのはここだけの話。笑)
glaminkaの景観がとても好きでした。
緑の山々に囲まれた集落、集落の真ん中を流れる小川。
そんな五感の刺激される環境で、働けて幸せでした。
窓拭きの時も小川の流れに耳を澄ませ、山々や太陽の光を浴びては今日も生きていると実感し、自然に癒やされる日々でした。
私たち、おてつ旅人はglaminkaの社員さんたちも使用する佐用家というシェアハウスにて生活させて頂いていました。
その家がとても素敵な空間かつ、素敵な人々が集う場所でした。
温かみを感じる木のぬくもり、豆をひける珈琲マシン、映画を見れるスクリーン、誰かが置いていったアコースティックギター。
縁側に座れば、秋のそよ風と日光を存分に浴びながら、鳥のさえずりと川の流れが聞こえるのです。
夜はみんなで手作りごはん。
佐用のお米はとっても美味しくて、元気が出る。自然と笑みがこぼれる。
みんなと食卓を囲んで団欒する日々は、幸せそのものでした。
食後の映画も、ポップコーン作りも、お菓子を食べてだべる時間も、眠い目をこすって人生や恋愛を語る夜も、くだらないことで大爆笑する夜も、毎日が楽しくて愛おしかった。
何より、同じ時期におてつたびをして出会った大学生、社会人の方々が素敵で、愉快で、大好きだったから、日々が輝いて愛おしい物だったんだ。
ありがとう、出会ってくれて。
こんなにも連日、馬鹿騒ぎをしてゲラゲラ笑い合ったのは、いつぶりだろうと思った。
人との出会いは必然で、けれど偶然の連続で、一期一会だなと感じた。
こんな素敵な日々をくれた佐用町に、glaminkaに、感謝したいです。
また必ず、帰ってきたい私の居場所になりました。
これからのglaminkaの発展と、出会った皆の活躍が楽しみです。
是非、この記事を読んでくださった皆さんも、兵庫県と岡山県の県境にあるglaminkaへ、日常を忘れる旅に出てみてはいかがでしょうか。
きっと、素敵な思い出が作れるはずです。
満点の星空と焚き火、季節の食材も堪能してみてください。
秋の温かみを感じられる場所・glaminka sayo
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