宮島で得た知見
おてつたび終了!満了できた、、、!
最初は何度も限界突破を繰り返していたけど、長い道のりを乗り越えられた。
6連勤して、休暇が1日しかないから島を飛び出しては、広島を目いっぱい観光したのが思い出(笑)
道中、色んなことがあったし、沢山の人と関わってまた自分を知って、変わらない内面に直面して、友達に相談して励ましの言葉をもらって、
今ここにいる。
夕食配膳
まず苦痛の言語化をすると、夕食配膳がとてつもなくきつい。毎晩毎晩やってくる、怒涛の夕食。
なんてったって、世界遺産宮島には平日構わず外国人観光客が200人とやってくる。
旅館は連日満室。30人以上が宿泊する。
ただでさえ人手不足なのに、、。
夕食は懐石料理。
一度通して食べてみたかったな~。
ドリンクオーダーから前菜スタートから6品進んでいく。その間に、他のグループの夕食がスタートし同時進行する。食事のスピードを見ながら、厨房に注文をする。料理を英語で説明する。
夕食の終わった席からバッシングをする。
怒涛の2時間が終わると、片付け、皿洗い、朝食のセット、補充に取り掛かる。
17時から準備をして、21時過ぎには終わる。
向いてないことを毎日やるのは大変で、でもそれを察してくれた方々が、布団敷きや皿洗いにシフトチェンジしてくれたりした。(裏方業務が意外と楽しくて、こっちの方が向いてるんじゃないかっていう新しい気付きも得られた!今まで接客を選択しすぎていた、、笑)
清掃
最近は朝の客室掃除にハマっている。
朝の澄んだ空気をいっぱいに吸って、
チェックアウトした部屋から
布団を剥いで、カバーをつけて、押し入れに戻す。
浴衣やタオルをセットして、掃除機をかけた後、コロコロをする。
アメニティのセットもする。
入れ込み作業では、全部屋の花瓶を回収し、新しい花を生ける。最初の頃は全てが新鮮で、和室に驚き、そこから見える景色に感化され、花々に見とれていた。
それが1ヶ月もすれば慣れてしまう。
慣れって良くも悪くも、両側面あるよね、
新鮮な気持ちは忘れたくないけど、心身はすっかり慣れてしまう。
旅館で学んだこと
1.ホスピタリティ
日本のおもてなし、古来の文化が根付いた旅館で、それを学べた。
こんな所まで見て整えてもてなすのかと驚いてばかりだった。
外国人が、嬉しそうに浴衣を着てる姿を見ると、頑張って案内して仕事して良かった~って思える。
お客様の笑顔を見れることが、やりがいだった!
2.旅館業務はチームワーク。みんなで「お客様の為に」日々の業務をこなす。
だから、1つのミスが命取り。
半ばな気持ちで仕事は出来ない。
"緊張感を持って"そう言われたけど、イマイチ出来ない自分がいて、部屋案内など接客時に緊張感を使い果たしてしまうから、お客さんのいない所でダラっとしてしまう。歩き方も、姿勢も、これじゃダメだと感じた。
徹底度が異次元だなって思った。
長く勤めれば、旅館のルールに則って磨きをかけられるだろうなって思ったし、それは自分の成長にも繋がると思った。
私が大切にしたいこと
だけど、自分が休学期間中に大切にしたい軸とは少しズレる。やりたいことの実現の為に稼ぎたい気持ちはあるけど、私は自分に合う土地を探す、そこで様々な生き方や人生観に触れる、人との関わりを通して自己理解を深める、出来れば地方創生や観光について知識を深める、といった具合に目的がある。
だから、ちょっと名残惜しいけれど離れることにした。沢山教えてくれて、叱ってくれて、見守って、応援してくれた職場の方々、ありがとうございました。
少なからず知見は広がり、ちょっとだけ新しい自分にグレードアップ出来ました。
これからの私
英語力はまだまだだけど、海外に行きたい気持ちや外国人と繋がりたい気持ちが芽生えたし、
観光地の集客や宿泊業の全体像も見えて、企業で働く以外の働き方が見えた。
もっともっと、人生の選択肢を増やしていきたい。
色んな人に出会って、価値観を吸収したい。
人生における、伏線を張り巡らしたい。
ありがとう、宮島。またね。
何年後かに、足を運んだ時懐かしむことが出来たらいいな。
ここで出会った人達とまた、会えますように。
素敵な出会いがあったから、1ヶ月が充実していたし、その恩返しが出来たらいいな。
とてつもなく、満喫しました。
穏やかな海、青く染る海、夜の海に佇む赤く染まった大鳥居、古民家の街並み、お洒落なカフェや喫茶。歴史あるこの島はまだまだ魅力が詰まっていると感じた。
少しでも、おもてなしを提供出来ていたらいいな。
日本を好きになってもらえてたら、いいな。
日本の魅力を発信したい。