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知夫村ひとり旅の備忘録①~地域の方と交流編~

昨日思いついて、ひとり旅を決行した。
海士町の田園風景はいつも見ているので、違う自然を見に…!

朝9:30出発。いそかぜに乗って、わくわくした気持ちだけを抱えて、海士町に向かってバイバイと手を振る。
途中で見える大きな緑の山、西ノ島、
そして青い海。
なんて素敵な自然なんだろう、
夏っていいなぁ島っていいなぁ、
そう感じて嬉しくなった。
たったの10分で、いざ知夫村初上陸!
電チャリに乗って、左に進むと物凄い坂の上に、来居神社が!更に田舎道、住宅街を進むと開けた道路が!まずはお目当て第一ポイント、「河井湧水」島根の名水百選で給水!とっても美味しくてびっくり。たぬきと、お地蔵さんが沢山並んでいるこの場所はパワースポットのように感じたので、祈りを捧げる。(ひとり旅が充実しますように…!)

河井湧水・島根の名水百選

真っ直ぐ突き進むと、学校や商店が現れる。
商店が日曜日も営業しているところに、海士町との違いを感じる。
さらに奥に行くと、お目当て第2ポイント「一宮神社」が!!長い階段を上ると現れる、立派な縄と神社。ここでもしっかりお祈りを。
振り返ると、神社の背景に海が広がっていてそれはまるで映画「君の名は。」の世界観。
とっても好きな場所になりました。
(もともと君の名は。のような田舎に憧れがありまして…。)

一宮神社

次はどうしよう。完全無計画の旅路。
神社巡りでもして、出会った地域の方と交流しよう。そう決めてまた自転車を走らす。
おっと港が見えてきたぞ。そしてそこには、小船に乗っているおっちゃんと奥にはお爺さんらしき人が危なっかしいことをしている…。
(以下、面白エピソードを記載しております。笑)

おっちゃんに「こんにちは~!」と挨拶をして、お爺さんの方へ近付いてみる。
と、なんと堤防と小船を細い木の板で繋いでは、その上を歩いているではないか。なんと危ない。
そう思っていた瞬間、お爺さんが海に落っこちた。

私は思わず「きゃー!!!」と悲鳴を上げてしまった。するとそこへ、さっき挨拶をしたおっちゃんが駆け寄ってきてくれて、大丈夫か?と凄く心配しながら、堤防へ引っ張り上げてくれて、何とか一命を取り留めた。人命救助の瞬間だった。

その後、陸に上がった爺さんとたわいもない話をして、今朝とったサザエをたくさんくれた。
これから炎天下の中チャリを漕ぐから断りつつも、「全部もってけ~」とのことで頂いた。

その後、先程のおっちゃんにお呼ばれしたので着いていくと、炭酸マッチのジュースをくれた!!
赤ハゲ山の方行きたいんですよね~と話すと、
「暑いから気いつけや~」と、サザエを日陰におかして貰えた。念の為に電話番号を教えてくれて、帰りに港まで持ってったるけ~と言って下さった。
朝一から幸先のいい出発だった。

よしっ、とりあえず海の方目掛けて走るか。
と思い、山を超えると広大な海が!
そして大きな坂の橋を渡ると、全面エメラルドグリーンの海が突如として現れた!!
とっても素敵で、言葉を失った。
感極まって、独りでに
「わ~なんて素敵なんだ~!」と叫んだりした。

綺麗すぎて、涙が出そうな程で、すんごくお気に入りスポットになった。

エメラルドグリーン!!
島津島への架け橋

その後、島津島に遊歩道があることを知らずに周辺を散歩していると、百日紅の花の咲き乱れる素敵なお家を発見した。
近くに、気を燃やしているお爺さんがいたので声をかけて挨拶をした。
するとそこへ、奥さんがやって来て、「うちへ入り~」と言って下さったので折角ならとお邪魔させてもらうことに!暑さでバテそうだったので、とっても嬉しかった。


百日紅のお花素敵ですね~なんて話しながら、お宅に入ると早速そうめんとナスの煮びたしとコーヒーとおにぎりを頂いた。
とっても美味しくて、美味しい~と満面の笑みで連呼していたら、「孫を見ているみたいで嬉しいわ~」と言って下さって、お孫さんのお話を聞いていた。
すると、どうやらお孫さんは日本陸上の駅伝チャンピオンらしく、陸上をやっていた私は食い気味で話を聞くと共に、こんな出会いってあるんだな~ととても驚いた。お孫さんが4人いるらしく、スポーツ一家なのよと話してくれた。

シェアメイト5人と生活していることを伝えると、夏野菜をこれでもかとたっぷり頂けることになって、本当に嬉しかったし、優しい方だなと思って、また来る約束を交わした。
またみんなと一緒に会いに行こう。

頂いた夏野菜!持ち運ぶのが大変だった😂

長くなりそうなので、第1話を締めくくります!
続きをお楽しみに~!!

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