コーチングと音楽〜ペーシング
3日目
音楽講師や声楽の演奏をしている私
コーチングと音楽ってどちらも人と関わる仕事で
その人の伴奏者でありたいと思っています。
子どもたちの発表会が近づいて
毎日レッスンで最後の仕上げをしています。
発表会ではアンサンブルも取り入れます。
連弾したり教室全体で演奏したりします。
息を合わせること(呼吸を合わせる)ことの
大切さを感じ取ってもらいたい
アンサンブルするときには
息を合わせる(呼吸を合わせる)ことの大切さを感じ取ってもらいたい。
息を合わせる
呼吸を合わせる
吸う、吐くを同じにする
例えば演奏を始めるとき、2人の呼吸を合わせるには
吸う息を合わせる。
吸う息のタイミングだけでなく
シュッと速い息で吸うのか?
ゆーっくり吸うのか?
それで次にどんな音楽を2人で紡いでいくのか?を共に感じ合う。
音楽をする場面だけでなく
色んな場面で
人と息を合わせることにも
繋がっていくと思っています。
素敵な伴奏者は
私は声楽をしているので、
伴奏者が必要。
ソロでのピアノのテクニックが素晴らしいだけで、自分で勝手に美しく弾いても
歌いにくい。
素敵な伴奏者は、歌い手の呼吸をちゃんと感じ取って合わせてくれます。
ここで息つぎしますよーと練習していても
本番、緊張して息続かない汗ってことも
あるのですが、
ちゃんと聴いていてくれます。
ここでも「息」が大事なんです。
もちろんお互いに相手の音楽をよく聴きながら
作り上げていけることが前提。
コーチングも息を合わせる
コーチングもペーシングといって
クライアントさんの息を感じ取って
合わせていきます。
深ーい息をしてじっくり話したいときは
こちらもゆったりと構えて
そんな息をします。
嬉しいことがあったり気持ちが上がってきて
息が弾む時は
同じように速い息をします。
時には「息」をフィードバックもします。
「今、すごく弾んだ息で嬉しさが伝わってきます」とかってね。
相手に興味をもって話だけでなく
息も合わせる
そうすることで、話す方も
安心感が生まれて話しやすくなったり
信頼関係につながっていきます。
コーチングと音楽
どちらも関わる人と息を合わせながら
相乗効果でよいものを生み出していきたい
まさに「伴奏者」でありたい。
ま、私が歌う時は違うけど(笑)