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置物化している一眼レフをどうするか

理由は覚えていませんが、なぜか昔からカメラが好きでした。

小学生のときに初めてのデジカメを購入しました。
30万画素くらいしかないおもちゃみたいなカメラでしたが、コマ撮りみたいなことをして兄弟でたくさん遊んだ記憶があります。

高校生のときにCASIOのEXLIMを購入しました。
薄くシュッとしたデザインがめっちゃ格好良くて好きでした。
この時代は各メーカーがそれぞれの色を出したモデルが多く、パンフレットを眺めるだけでもとても楽しかった記憶があります。

大学生のときにCANONの一眼レフを購入しました。
アルバイト代を貯めて、1円でも安く買える店を探し回り、手に入れた時は本当に嬉しかったのを覚えています。サークルのイベントや旅行でも常に持って行って、相棒ともいえる存在でした。
気付けば大学の間に2万枚くらい写真を撮っていました。

そして社会人になり、一眼レフも上位モデルに買い替え、レンズも何種類か購入しました。
国内外の旅行や友人の結婚式に活躍してくれました。
結婚式では一眼レフを2台持ちして、ある意味業者のような撮影スタイルをしたこともありました。


そんな大好きだったカメラも二十代後半になってから持ち歩かなくなってしまいました。

理由の一つが「重くかさばるから」です。
カメラとレンズを2個もつと1kgは超えてきます。加えてケースなども持っていくので、荷物が多くなり、年齢のせいかだんだんと持ち運びがしんどくなってきました。結果として、旅行の準備をするときも「持って行かなくていいかな…」という選択をすることが増えていきました。

もう一つの理由が「iPhoneのカメラで十分と思ってしまったから」です。
画質やボケ感などはやはり一眼レフと比べると雲泥の差がありますが、スマホでみる分には問題なく(というよりむしろ最適化されていて)、iPhoneで写真を撮っていくうちに、次第に充分満足できるなと思ってしまっていました。
また、LivePhotoで数秒間の写真が撮れたり、すぐにSNS等にアップロードして共有ができたりと写真を活用しやすいことも一眼レフにはない大きなメリットでした。

今はiPhone15Proを使っていて、光学ズームもできるし、静止画・動画の画質も十分すぎるしとても満足しています。
ただ、一点だけ、やはりポートレートのボケ感は気持ち悪いというか、被写界深度がおかしいというか、、、そこだけ改善してくれたらなと思っています。


そういうわけで、一眼レフはしばらく使われず、今は自室の棚でインテリアアイテムとなってしまいました。

今のライフスタイルや自分の体力を考えると、一眼レフを抱えて、写真を撮る機会は当分ないでしょう。
それならば売ることも選択肢にありますが、カメラ、レンズを全て売っても1、2万円にしかならないと思います。
そうであれば売らずに思い出として残しておくか、それとも誰かに使ってもらうために売却するか悩みどころです。

みなさんの中にも使っていない一眼レフありませんか?

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