マリ・キュリーの死因 #気になるツイート
ツイッターのタイムラインに気になる記事発見。
マリ・キュリー(キュリー夫人)の死因は研究による被曝ではなく、第一次世界大戦時に行ったレントゲン撮影によるものという記事。
「マリ・キュリーも、雑な実験の果てに最期は放射線の影響で亡くなる」
— 彩恵りり🧚♀️科学ライター✨おしごと募集中 (@Science_Release) June 4, 2023
これには異を唱えたいね。1995年に遺体を分析した際、骨に蓄積するラジウムの痕跡は見つからなかったよ。ラジウムの取り扱いに慎重だったという記録も合わせ、被曝の主因は第一次大戦時のレントゲン撮影と推定されているよ。 https://t.co/m8AKA27ct1
僕自身も「まだ放射線の危険が知られていなかったせいで、研究対象であるラジウムなどから命を縮めるほど被曝してしまった」と認識していたので、ちょっと認識を変えないといけないかも。特に自分の子どもに「キュリー夫人はラジウムの研究で被曝して死んでしまった」とか、言わないようにしないといけませんね。
一つのツイートを見ただけなので、まずは「そういう見解もある」と頭の中をアップデートして、他の情報を目にするときに備えておくことにします。筆名でしょうけど名前を出して活動しておられるサイエンスライターの方を、名無しさんと同じ扱いをするのは失礼とは思うんですが、やはり「ソースはネット」は怖いので。
小ネタでしたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。本業のサイトもご覧いただければ幸いです。
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