邦楽ダンサーとしての在り方
現代ダンスの大半は二次創作であり
音楽家へのリスペクト及び制作者の思考の考察
などは怠ってはならない事項。
その上で自分の中で確立してるダンス論を書き上げてみる。
音楽という森羅万象の中でも類稀な聴覚芸術
それを視覚で表す二次創作がダンスである。
その上で、使用する楽曲を選ぶ際に気にして欲しい事が3つある
1つ目はその曲そしてそのアーティストのことを大好きなこと。
大好きという形容をしているが、これは個人的にリスペクトorディスリスペクトの事を指している。本当にその曲で表現したいという気持ちを大切にして欲しい。
2つ目はその曲を使用する理由が明白に表せられる事だ。
音感だけで選曲するのは、使用させて頂いてる立場で、リスペクトに欠けていると思う。なので『その曲だからその振り付けになる』というのが、観る側に伝えられないのであれば、コレオグラファーなどは名乗ってはいけないと思う。
振り付けしたならなんでここはこの振り付けにしたの?と聞かれた時に即答できて欲しい。
3つ目は曲よりも我を出さないこと。
二次創作の身分で我を出すのはいちばん良くないこと。
その曲の本質を描き、いつどこで本家本元のアーティストに見られても良い作品をつくる。
ここまで出来て、本物の振付師・コレオグラファーだと思う。
Instagramを眺めていると、プロフィールにコレオグラファーと書いて自分がエロいということだけを表現してるダンサーをよく目にする。
やめていただきたい。