テキストコミュニケーション | 2024-11-14
最近夢見が悪く、仕事の夢をよく見るようになりました。寝る4時間前には仕事をやめて本を読んだり家族と過ごしたり、シャワーを浴びたりしているのに、それでも寝ている間も仕事のことが気になっているということなのでしょうか。だとしたらやはり仕事というのは悪だと言わざるを得ないのではないかと思われます。よく報酬はストレスに相関すると言われますが、椅子理論によればそれは誤りであり、ストレスの多い、つまり心理的な負荷の高い仕事であるインフラストラクチャーの保守運用をしているような人は相対的な報酬水準はむしろ低かったりします。虚業と言われるような仕事をしている人の方が報酬が多いというのは理不尽ではありますが、現実的にはそうなっております。仕事において報酬は重要な選択基準ではありますし、エッセンシャルワーカーなどと言っていないで早く待遇を改善してくださいという話だとも思いますが、なかなか世の中は変わっていかないのがもどかしいですね。じゃあキノコはどうなんだ、というのはさておき。
何とか10月以降も無遅刻無欠勤ではあるのですが、会社組織というのはこういうものだったな、ということを痛感させられる出来事がいくつかあり、ちょっと面倒だなと思い始めているところです。リスク回避的なレギュレーションや、責任の所在の曖昧な各種申請フロー、とにかく手続きが煩雑で時間がかかり、本当にテック企業なのか?と言いたくなることが多いです。やってみて直す、といういわゆるテック企業幻想というものはなく、大企業病と言われていたような手続きのための手続きに追われるというのは本当に不毛だなと思いますし、反社会的勢力でないことを証明してください、みたいな法務からの要請などを見ると必要なことは分かりますし、それが判明した時の社会的な制裁、リスクというものも分かるのですが、とにかくなんとかしてくれ〜みたいな気持ちになります。
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